運動学習の3段階


まえがき

『スポーツで新たなスキルを習得する際、学習者は以下の3つの段階を経て熟達していく。』

リスト

  • 認知相(理解の段階): 新たに習得するスキルは、意識を一心に注いで遂行する必要がある。この段階は試行錯誤のプロセスであり成功率は低い。
  • 連合相(言語運動段階): この段階では、運動プログラム(脳による運動制御のパターン)が形成され、パフォーマンスの一貫性が増す。習得する動作のうち、単純な要素は滑らかに行えるが、複雑な部分はまだ集中を要する。また、うまくいっていない部分に対する学習者の意識が高まる。
  • 自動相(運動段階): パフォーマンスが一貫した滑らかなものになり、運動プログラムは長期記憶に貯蔵される。スキルは自動化し、意識的な努力がほとんど、あるいはまったく不要になる。その分、注意力を対戦相手や戦術に向けることが可能になる。

あとがき

まえがきを含めて、黒木 俊秀(監修)、小野 良平(翻訳)『ひと目でわかる 心のしくみとはたらき図鑑』 (創元社、2019年)より。

運動技術を習得する3つの段階」と同じ内容です。こちらのほうがやや丁寧な解説でしたので別リストとして収集。

原典は明示されていませんでした。検索してみると参考文献(1) のようです。

「相」はフェーズですね。なお、『各相と各段階との関係は、研究者により異なる。』という訳注がありました。

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参考文献

(1) Fitts, Paul M. “Perceptual-motor skill learning.” Categories of human learning. Academic Press, 1964. 243-285.

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