まえがき
『相手に聞いてもらうには、発表の冒頭で「この発表をもっと聞きたい!」と興味を持ってもらうことが肝心です。たとえば問いかけや自分の経験、興味深い話などで引き付けましょう。』
リスト
- 問いかけ: (この中で~したことがある人はいますか?)
- 自分の経験からのエピソード: (私はたまに~してしまいます。~したこともあります)
- たとえ話や比喩: (日本の中学3年生を30人学級に例えると~)
- 興味深い言葉(引用·逸話·豆知識): (WWFによると~)
- 意外な話: (まずはこの動画をご覧ください~)
- 前の発表者のプレゼンに言及: (先ほどの発表で〇〇さんがXXXと言っていたように~)
あとがき
まえがきを含めて、登本洋子、伊藤史織、後藤芳文『改訂版 学びの技』 (玉川大学出版部、2023年)より。リストは本文中の図からの編集・引用です。いわゆる「つかみ」のバリエーションとして収集しておきたくなりました。
玉川学園で、2008年度4月に始まった中学3年生対象の授業「学びの技」は、自ら課題を見つけ、研究を深めていくことができる探究型のプログラムです。
――「改訂版おわりに」
とのことです。論題(問い)の作り方から情報収集、論理の組み立て、発表、論述、さらには評価に至るまでが網羅された、本格的な構成でした。
- タイトル: 改訂版 学びの技
- 著者: 登本洋子(著)、伊藤史織(著)、後藤芳文(著)
- 出版社: 玉川大学出版部
- 出版日: 2023-11-20