まえがき
『質問づくりは、過去二〇年間にわたって慎重に開発され、試され、簡素化され、改善されてきました。その手順は、以下の七つの段階に分けられます。』
リスト
- 「質問の焦点」(きっかけとなる言葉や文章)は教師によって考えられ、生徒たちがつくり出す質問の出発点となる。
- 単純な四つのルール(できるだけ多くの質問を出す、評価しない、発言の通りに書き出す、意見や主張は疑問形に転換する)が紹介される。
- 生徒たちが質問をつくり出す。
- 生徒たちが「閉じた質問」と「開いた質問」を書き換え、違いを吟味する。
- 生徒たちが優先順位の高い質問を選択する。
- 優先順位の高い質問を使って、教師と生徒が次にすることを計画する。
- ここまでしたことを生徒たちが振り返る――学んだことは何か? どのようにして学んだか? 学んだことをどのように応用できそうか? など。
あとがき
まえがきを含めて、ダン・ロスステイン、ルース・サンタナ 『たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」』(新評論、2015年)より。リストは本文に加筆して作成しました。
大変エキサイティングな本でした。社会人向けにもアレンジしてみたい。
- タイトル: たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」
- 著者: ロスステイン,ダン(著)、サンタナ,ルース(著)、Rothstein,Dan(原著)、Santana,Luz(原著)、新一郎, 吉田(翻訳)
- 出版社: 新評論
- 出版日: 2015-09-04