まえがき
仕事と生活をシンプルにするための合い言葉。順序も重要。
リスト
- 【Cut(削る)】 削除。除く。やめる。捨てる。
- 【Condense(まとめる)】 凝縮。統合する。結合する。まとめる。
- 【Correct(正す)】 修正。整える。並べ直す。置き換える。
あとがき
『人生を編集する4つの原則」』および『改善の原則「ECRS」』を編集して作成。やはり3か条でないと持ち運びづらいので。
美しい箇条書き
仕事と生活をシンプルにするための合い言葉。順序も重要。
『人生を編集する4つの原則」』および『改善の原則「ECRS」』を編集して作成。やはり3か条でないと持ち運びづらいので。
整頓の心得。
工場の生産管理に従事されている方に教えていただきました。「3定とは – 5S用語集」(アスクオンライン for Business)より編集のうえ引用。5S(*ListFreak)の「整頓」を具体的に実施していく際のヒントです。
Wikipediaには、3定に定時・定高を加えた5定管理が投稿されていました。
『怒るという行為もツッコミにほかなりません。ビジネスにおけるコーチングも、ツッコミの技術が必要になってくるのです。』
まえがきを含めて村瀬 健 『最強のコミュニケーション ツッコミ術』(祥伝社新書、2015年)より。リストは本文からの引用です。タイトルは前後の文脈を酌んで命名しました。
「言葉の最後に絵文字がつくような言い回し」という表現が印象的でした。文章だけでは難しい感情表現を補うための絵文字が、会話における感情表現のガイドに使われています。そしてたしかに、「言葉の最後に絵文字がつくような言い回し」と言われるとイメージが湧きます (^^)
『ホームレスになっていくプロセスは、階段を転げ落ちるさまに喩えられる。(略)この図式は「カフカの階段」と呼ばれる。』
まえがきは、小島 希世子 『ホームレス農園: 命をつなぐ「農」を作る! 若き女性起業家の挑戦』より。リストは同書と「いす取りゲームとカフカの階段」(野宿者ネットワーク)から編集のうえ引用しました。
もともとは図なのでリスト化するにあたり翻案しています。各段階の「↑」より左側がホームレスになっていくプロセス。「↑」より右側は、その段階へと戻るための「壁」の例です。
右側をよく読んでみるとわかるように、降りるときは一段ずつなのですが、登るときには一段ずつとはいきません。ホームレス問題の難しさを端的に表現したリスト。
ちなみにこの名称は、先述の野宿者ネットワークの代表である生田武志氏がカフカの小説『父への手紙』にちなんで付けたそうです。
『人間が本能的に知りたいと感じることは3つあると思っています。そしてこの3つこそが消費を生み出す黄金のルールになると考えています。』
まえがきを含めて、二木 英一 『なぜ20円のチョコでビルが建つのか?』(秀和システム、2015年)より。著者は「二木の菓子」の人。お菓子の話とは関係なさそうですが、そしてこのリストが書かれている部分に限っていえば実際にあまり関係ないのですが、著者が人の心をよく考えていることがうかがえるリスト。
お菓子に癒しを求める心を考えてみると、第1項目とは逆に「辛い真実から目を背けたい欲求」なんてのもありそうな気がしますが、それは第3項目に含まれるかな。
『リーダーは他の人々を積極的に動かして、なすべき事を完遂させなければならないが、そのためには、世間のほとんどの人たちの頭の中に巣食っている四つの「労働回避メカニズム」を克服できるよう、手を貸す必要がある。』
まえがきを含めて、ロバート・B. ライシュ 『ロバート・ライシュ 格差と民主主義』(東洋経済新報社、2014年)より。
一般的に問題解決に取り組むリーダーの心得として、問題への反応を予測するために役立つリスト。原著ではDenial, Escape, Scapegoat, Cynicism。おおっ、DESCがここにも!
『私たちが思うに、成功するイノベーションは、技術的要因とビジネス的要因のバランスを取るとともに、人聞中心のデザインによる調査の要素を何かしら取り入れている。』
まえがきを含めて、デイヴィッド・ケリー、トム・ケリー 『クリエイティブ・マインドセット』(日経BP社、2014年)より。まえがきは本文のママ引用、リストは本文からの編集・引用です。
生物の集団には「生き残るために必要な最小限の個体数(MVP)」があり、それを下回ると次のような原因で短期間のうちに絶滅するそうです。
まえがきを含めて、デイヴィッド・ラウプ『大絶滅―遺伝子が悪いのか運が悪いのか?』より。まえがきもリストも本文からの編集・引用です。
MVPはMinimum Viable Populationの略。生物によって大きく異なるものの、数十~数百のオーダーらしい。
この4項目、著者ラウプはダン・シンバーロフを作者として挙げています。検索してみると参考文献(1)が見つかりました。この論文ではMVPを下回った集団を絶滅させる因子として、まず【外的圧力】(Extrinsic forces)と内的圧力に二分しています。そして内的圧力を【個体数の確率的変動】(Demographic stochasticity)、【遺伝的な劣化】(Genetic deterioration)、【社会的な機能障害】(Social dysfunction)の三つに分けていました。
(1) Soulé, Michael E., and Daniel Simberloff. “What do genetics and ecology tell us about the design of nature reserves?.” Biological conservation 35.1 (1986): 19-40.
『分析の結果、絶滅の道筋は煎じ詰めれば次の三つのシナリオに分類できると彼は考えた。いわば「絶滅の類型学」である。』
まえがきを含めて、吉川 浩満『理不尽な進化: 遺伝子と運のあいだ』より。リスト項目は本文から一部編集のうえ引用しました。
まえがきの「彼」とは、アメリカの古生物学者デイヴィッド・ラウプ。著者はラウプの『大絶滅―遺伝子が悪いのか運が悪いのか?』からこの3シナリオを引用しています。
「リストの類型学」からすると、第3項目を説明するために第1・第2項目があるタイプ。
『エッセンシャル思考で生きるということは、削除と凝縮と修正を、日々の習慣にすることだ。まるで呼吸するように、自然に生き方を編集しよう。』
まえがきを含めて、グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』(かんき出版、2014年)より。
21章に及ぶ本ですが、この原則が“エッセンス”かなと。