投稿者: koji

  • パラダイムを転換する4種のアウトサイダー

    まえがき

    『だれがパラダイムを変えるのだろう。簡単に言ってしまうと、アウトサイダーである。現行のパラダイムを細かい点まで十分に理解していない人、場合によっては、パラダイムをまるで理解していない人である。』

    リスト

    あとがき

    まえがきとリストはジョエル・バーカー『パラダイムの魔力』からの、タイトルは鈴木 博毅『戦略の教室』からの引用です。

    • タイトルパラダイムの魔力 新装版
    • 著者: ジョエル バーカー(著)、内田 和成(序文)(その他)、仁平 和夫(翻訳)
    • 出版社: 日経BP
    • 出版日: 2014-04-16


      • 行動までの3つの認識(エクマン)

        まえがき

        『たとえば、並んでいる列に乱暴に割り込んだ人がいたとする』。何らかの行動に至るまで、心の動きを認識する機会はいくつあるのか。

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、ダライ・ラマおよびダニエル・ゴールマン『なぜ人は破壊的な感情を持つのか』 (アーティストハウスパブリッシャーズ、2003年)より。リスト項目は本文からの編集・引用です。ただし第3項目の()内のセリフは創作です。

        ポール・エクマン博士が、人が行動を選択するまでのステップをリストのように分解していました。博士は、評価認識は素早くかつ無意識に稼働する部分でなされるので人が介入できる余地はないと考えていたのに対して、仏教の瞑想では評価の時間を増やすことをめざしていると知って驚くくだりがあります。

        • タイトルなぜ人は破壊的な感情を持つのか
        • 著者: ダライ・ラマ(著)、ゴールマン,ダニエル(著)、Dalai Lama(原著)、Goleman,Daniel(原著)、洋子, 加藤(翻訳)
        • 出版社: アーティストハウスパブリッシャーズ
        • 出版日: 2003-10-01
        • 三聚浄戒

          まえがき

          さんじゅじょうかい。『仏教用語。大乗戒、菩薩戒、三聚戒ともいう。大乗の戒律の一つで、大乗の菩薩は出家も在家もともにこれを受持する。』

          リスト

          あとがき

          まえがきは「三聚浄戒(さんじゅじょうかい)」(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)からの引用です。リスト項目はそれに「大乗仏教の持戒」からの引用を加えて作成しました。摂衆生戒は饒益有情戒(にょうやくうじょうかい)とも。こちらのほうが漢字から意味を汲み取りやすいですね。

          前二項は七仏通誡偈と同じですが、三つめが違います。このあたりに大乗仏教らしさが顕れています。

        • 七仏通誡偈

          まえがき

          『七仏通誡偈(しちぶつ つうかいげ)は、仏教で釈迦以前に存在したとされる6人の仏と、釈迦を含む7人の仏(過去七仏)が共通して説いた教えを一つにまとめたとされている偈であり、『法句経』などに収録されている。 』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて「七仏通誡偈」(Wikipedia)より。

          参考文献

          三聚浄戒

        • もののとらえ方の多様性を分析するDIEモデル

          まえがき

          『異文化コミュニケーションの分野で、D.I.Eモデルというフレームワークがある。』

          リスト

          あとがき

          まえがきは、船川 淳志『ロジカル・リスニング』(ダイヤモンド社、2006年)より。リスト項目は、本書および”The Description, Interpretation, and Evaluation Exercise (DIE)“(Intercultural Communication Institute)などのリソースを参考にまとめました。

          検索してみるとグループワークでの使用例が多く見つかりました。たとえば同じ写真について各自がD、I、Eを展開し、それを比較します。すると同じ事実を見ても人によって感じ方(評価)は違うこと、その違いはそれぞれの考え方(解釈)から発していることなどが実感できます。

          上で2番目に挙げたWebページでは、DIEをそれぞれ What I See、What I Think (about what I see)、What I Feel (about what I think)と言い換えています。そう考えるとDIEはABCモデルによく似ています。

          • 感情に流されずに決断するための10-10-10フレームワーク

            まえがき

            『(賢明な決断をするためには)一時的な感情を脇に置いておき、長期的な価値や情熱を大事にしなければならない。この感情の整理を実現するための道具がある。』

            リスト

            あとがき

            まえがきを含めて、チップ・ハースおよびダン・ハース『決定力! :正解を導く4つのプロセス』 (早川書房、2013年)より。4つのプロセス、すなわち「バイアスを避けた意思決定のためのWRAPプロセス」のAのパートで紹介されていました。

            ビジネス・ライターのスージー・ウェルチの発明で、氏には”10-10-10″という著書もあるとのこと。これだけで1冊書くとは、何が書かれているのか興味が湧きます。Amazonのレビューから推測すると、事例がたくさん載っている様子。

            ちなみにこの方はジャック・ウェルチの妻でした。『ウィニング 勝利の経営』では共著者に名を連ねていますし、原著では夫妻が並んで表紙を飾っています。

            • タイトル決定力! :正解を導く4つのプロセス
            • 著者: チップ ハース(著)、ダン ハース(著)、Chip Heath(その他)、Dan Heath(その他)、千葉 敏生(翻訳)
            • 出版社: 早川書房
            • 出版日: 2013-09-20

            この本からの他のリスト

            • タイトル10-10-10
            • 著者: Welch, Suzy(著)、Welch, Jack(はしがき)
            • 出版社: Scribner
            • 出版日: 2010-04-06
            • バイアスを避けた意思決定のためのWRAPプロセス

              まえがき

              『WRAPプロセスは、みなさんの普段の意思決定の仕方を補強(wrap)し、バイアス(偏見)から身を守る足がかりになるはずだ。』

              リスト

              あとがき

              まえがきを含めて、チップ・ハースおよびダン・ハース『決定力! :正解を導く4つのプロセス』 (早川書房、2013年)より。まえがきもリストも、本文を編集のうえ引用しました。

              著者らはまず一般的な意思決定プロセスを、選択に直面し、選択肢を分析し、選択し、選択の結果を受け入れるという4ステップに分解します。次に各ステップにおける典型的なバイアスの存在を明らかにします(それらは各リスト項目に「」で示されています)。WRAPは両者をふまえ、一般的な意思決定プロセスを踏むうえでの注意点を頭字語にまとめたもの。

              理論編とも呼べる第1章は、著者のサイトで読むことができます(英語)。

              • タイトル決定力! :正解を導く4つのプロセス
              • 著者: チップ ハース(著)、ダン ハース(著)、Chip Heath(その他)、Dan Heath(その他)、千葉 敏生(翻訳)
              • 出版社: 早川書房
              • 出版日: 2013-09-20

              この本からの他のリスト

            • 信用の4C(about.com版)

              まえがき

              銀行は貸出にあたり「信用の4C」と呼ばれる次の観点で借り手をチェックします。

              リスト

              あとがき

              What are the 4 C’s of Credit – Definition“(about.com)より。
              まえがきもリストも、本文からの意訳です。

              参考文献

              信用の4C(全銀協版)

              2017/08/02
              【Character – 履歴 】を【Character – 評判】に変更。

            • 信用の4C(全銀協版)

              まえがき

              『お金を借りる人の「信用」とは、具体的には次の「4つのC」で表されるといわれています。』

              リスト

              あとがき

              『賢くつきあうローン&クレジット』(全国銀行協会)より。

              参考文献

              信用の4C(about.com版)

            • リスク検討のフレームワークPI/PR

              まえがき

              『たとえば会社のあるプロジェクトで、今後3年間くらいのスパンで「わが社のリスク」を100個洗い出し、詳細に検討すべき10個を選ぶとします。どんな基準で選べばよいでしょうか。』

              リスト

              あとがき

              ざっくり、
              リスク検討指数 = [確率(要素Pro)×影響(要素I)] / [予防(要素Pre)×対策(要素R)]
              とします。大きいほど要検討。
              100個からPro × I の大きなものを20個選び、 Pre×Rを評価していけばよいでしょう。なおPreとRについては、さらに
              Pre = 策の潜在的な効果 × すでに講じられている度合い
              R = 策の潜在的な効果 × 実行の準備が整っている度合い
              に分けて見積もられるべき。

              / pάɪpə / と読むと覚えやすい。

              参考文献

              リスクの「知りたい度」 | 起-動線