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行動までの3つの認識(エクマン)

『たとえば、並んでいる列に乱暴に割り込んだ人がいたとする』。何らかの行動に至るまで、心の動きを認識する機会はいくつあるのか。

まえがき

『たとえば、並んでいる列に乱暴に割り込んだ人がいたとする』。何らかの行動に至るまで、心の動きを認識する機会はいくつあるのか。

リスト

  1. 【評価認識】 状況を評価する(「無礼でずるい」)
  2. 【衝動認識】 衝動を認識し慎重に再評価し、衝動のまま行動するかどうか判断する(「強く抗議したい」)
  3. 【行動認識】 自分の行動を監視し、感情的性向が現れている間にさえぎったり、変化させたりする(「注意しよう/黙っておこう」)

あとがき

まえがきを含めて、ダライ・ラマおよびダニエル・ゴールマン『なぜ人は破壊的な感情を持つのか』 (アーティストハウスパブリッシャーズ、2003年)より。リスト項目は本文からの編集・引用です。ただし第3項目の()内のセリフは創作です。

ポール・エクマン博士が、人が行動を選択するまでのステップをリストのように分解していました。博士は、評価認識は素早くかつ無意識に稼働する部分でなされるので人が介入できる余地はないと考えていたのに対して、仏教の瞑想では評価の時間を増やすことをめざしていると知って驚くくだりがあります。

  • タイトル:なぜ人は破壊的な感情を持つのか
  • 著者:ダライ・ラマ(著)、ゴールマン,ダニエル(著)、Dalai Lama(原著)、Goleman,Daniel(原著)、洋子, 加藤(翻訳)
  • 出版社:アーティストハウスパブリッシャーズ
  • 出版日:2003-10-01