まえがき
『刺激希求の概念化と測定方法に関する Zuckerman の主要な研究の1つとして、彼は Sensation Seeking Scale を用いて刺激希求の4つの下位概念を明らかにした。』
リスト
- スリルと冒険: 変わった刺激を含んだ身体活動、またはスポーツをしたいという意図や願望
- 新奇な経験: 音楽、旅行、型破りなライフスタイルのように、心と感覚を通して得られる新しい刺激や経験への意欲や欲求
- 抑制の開放: パーティー、性行為、アルコールを通して興奮を求めること
- 繰り返しへの嫌悪: 同一で型にはまった行動、ならびに人々を嫌悪し、多様性がほとんどない状況での落ち着きのなさ
あとがき
まえがきを含めて、ヴァージル・ジーグラー・ヒル他 『パーソナリティのダークサイド 社会・人格・臨床心理学による科学と実践』 (福村出版、2021年)より。
リストとして引用した部分の引用元としては2008年の参考文献(1)が挙げられていました。
どこか重複感のあるようなリストで、どうやって納得しようかとしばし考えた結果、次のようなオノマトペ風の言い換えを思いつき、自分なりには違いが分かりやすくなりました。
刺激を求める人は、「ドキドキしたい、ワクワクしたい、パーッっといきたい、すぐにウンザリしてしまう」。
- タイトル: パーソナリティのダークサイド: 社会・人格・臨床心理学による科学と実践
- 著者: ヴァージル・ジーグラー・ヒル、デヴィッド・K・マーカス(編集)、下司 忠大、阿部 晋吾、小塩 真司(監修)、下司 忠大、阿部 晋吾、小塩 真司、川本 哲也、喜入 暁、田村 紋女、増井 啓太(翻訳)
- 出版社: 福村出版
- 出版日: 2021-04-05
この本からの他のリスト
参考文献
(1) Zuckerman, M. (2008). Personality and sensation seeking. In G. J. BoyleG. Matthews, & D. H. Saklofske The SAGE handbook of personality theory and assessment: Volume 1 — Personality theories and models (Vol. 1, pp. 379-398). SAGE Publications Ltd, https://www.doi.org/10.4135/9781849200462.n18