まえがき
『リーダーは他の人々を積極的に動かして、なすべき事を完遂させなければならないが、そのためには、世間のほとんどの人たちの頭の中に巣食っている四つの「労働回避メカニズム」を克服できるよう、手を貸す必要がある。』
リスト
- 【否認】 問題の存在を認めない
- 【逃避(エスケープ) 】 問題を認識しても責任逃れをしようとする
- 【身代わり(スケープゴート)】 問題を引き起こした人を身代わりにする
- 【冷笑(シニシズム)】 問題改善の可能性を信じようとしない
あとがき
まえがきを含めて、ロバート・B. ライシュ 『ロバート・ライシュ 格差と民主主義』(東洋経済新報社、2014年)より。
一般的に問題解決に取り組むリーダーの心得として、問題への反応を予測するために役立つリスト。原著ではDenial, Escape, Scapegoat, Cynicism。おおっ、DESCがここにも!
- タイトル: ロバート・ライシュ 格差と民主主義
- 著者: ロバート・B. ライシュ(著)、Reich,Robert B.(原著)、寛, 雨宮(翻訳)、章子, 今井(翻訳)
- 出版社: 東洋経済新報社
- 出版日: 2014-11-21