まえがき
『いかにして問題をとくか 実践活用編』の目次と要約。
リスト
- 帰納的な発想を用いる ― 事象のメカニズムを帰納法的に読み解く/目的にいたる道のりを帰納法的に描く
- 定義に帰る ― 定義から事象を評価する/ときには定義の些細な部分を活用する
- 背理法(帰謬法)を用いる ― 主張したい結論を否定して推論を重ね、矛盾を導く
- 条件を使いこなしているか ― 表には現れない細かい条件も使う/条件が許す範囲で試行錯誤を尽くして効果的な解を模索する
- 図を描いて考える ― 図を描くことで、ミスを減らす/検討したい部分をクローズアップする/ヒントを模索する/統計から傾向をつかむことができる
- 逆向きに考える ― 結論や目標から考える
- 一般化して考える ― 個別の事象から一般的に言えることを引き出す
- 特殊化して考える ― 特殊なケースを考えると問題が簡単になることがある
- 類推する ― 一般化したことを、他の分野で特殊化する
- 兆候から見通す ― 兆候から、未来の出来事・状況の変化・全体の特徴を見通す
- 効果的な記号を使う ― ある概念を、曖昧でなく、覚えやすく、見やすくする
- 対称性を利用する ― 裏返したり回したりしても変わらない性質/1対1に対応している性質を利用する
- 見直しの勧め ― 時間を置いて、広い視野で、他者の眼で、見直す/概算で確かめる/誤りはすぐに正す
あとがき
『いかにして問題をとくか 実践活用編』の各章の見出しに、要約(「―」より後の部分)を付けました。自分のための自分の言葉による要約なので、著者の意図から外れた言葉があるかもしれません。
- タイトル: いかにして問題をとくか・実践活用編
- 著者: 芳沢 光雄(著)
- 出版社: 丸善出版
- 出版日: 2012-04-20