まえがき
『クエスチョン・バーストの(略)成功率を高めるために、以下の原則を頭に入れておこう。』
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- 既存の拡散的思考のテクニックは、新たな問い、ひいては新たな領域を開拓することに効果的である。たとえばランダムに関連付けたり、別の人格で考えたりすることだ。
- クローズドではなくオープン、長文ではなく短文、複雑ではなく簡潔な問いが最も生産的である。
- 状況に関する問いを尋ねてから、見解についての問いを尋ねることが適切である。状況の問いとは、「何が機能しているか。何が機能していないか。その理由は」であり、見解の問いとは「もし~なら。どんな可能性があるか。~したらどうか」である。
- 記憶だけで答えられるシンプルな問いから、さまざまな要素をクリエイティブに統合することが求められる認知的に複雑な問いへと移行することで、よりよいブレークスルー思考がもたらされる。
- グループが掲げた目標を信じる気持ちが根底にない問いは、迷惑で集中力を削ぐ。
- 攻撃的な態度の問い、相手を困らせる問い、相手のアイデアを根拠なく疑う問い、恐怖の文化を助長するような問いは有害である。
あとがき
ハル・グレガーセン “より速く, より簡単に, より楽しく ブレインストーミングではあえて 「問い」 を追求せよ” (Diamond ハーバード・ビジネス・レビュー 2018年9月号)より。脱字と思われる部分を補ったうえで引用しています。
「クエスチョン・バーストの3ステップ」を引用した『問いこそが答えだ!』には収められていない原則。
- タイトル: ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2018年 9 月号 [雑誌] (発想するチーム)
- 著者:
- 出版社: ダイヤモンド社
- 出版日: 2018-08-10