まえがき
『この新種族について詳しく調べるため、キャノンとペリーは、男性プログラマー1378人を対象に職業評価を行い、彼らの興味関心や情熱がどこにあるのかを調べた。その結果、際立つ特徴が三つ見つかった。』
リスト
- 問題解決にとても熱心であること
- 新しいことを学ぶのが好きで、くり返しの多い単調な仕事は嫌いであること
- 人付き合いや他人との関係を深めようとする行動を嫌うこと。人より物に興味を惹かれる人が多い
あとがき
まえがきを含めて、クライブ・トンプソン 『Coders(コーダーズ) 凄腕ソフトウェア開発者が新しい世界をビルドする』(日経BP、2020年)より。まえがきの「この新種族」とはプログラマーのこと。「キャノンとペリー」とは、米国の心理学者のダリス・ペリーとウイリアム・キャノン。「調べた」のは1966年(1)。リストは本文を一部編集して作成しました。
『こうして、60年代末には、プログラマーとは扱いにくい連中だというイメージが米国管理職に定着する。』
『付き合いが悪い、内向的、言葉がきつい、指示に従わない――オタッキーなコーダーの評価は、70年代からほとんど変わっていない。』
- タイトル: Coders(コーダーズ) 凄腕ソフトウェア開発者が新しい世界をビルドする
- 著者: クライブ・トンプソン(著)、及川 卓也(その他)、井口 耕二(翻訳)
- 出版社: 日経BP
- 出版日: 2020-09-30