まえがき
『適用(application)という概念からは、専門的知識を階層をなすものとしてとらえる見方が導かれる。(略)エドガー・シャインはこの点をめぐって、専門的知識には三つの要素があるとする。』
リスト
- 「基礎となる学問」や「基礎科学」の要素――実践の土台となり、実践を発展させる。
- 「応用科学」や「工学」の要素――日々の診断的手続きや問題解決の多くが、ここから導かれる。
- 「技能や態度」の要素――基礎となる学問や応用知識を用いて、実際にクライアントへのサービスをおこなう。
あとがき
まえがきを含めて、ドナルド・A. ショーン 『省察的実践とは何か―プロフェッショナルの行為と思考』(鳳書房、2007年)より。ショーンはシャインの”Professional Education”という本からこの3要素を引用しています。
基礎、応用、実践。わかりやすいですね。
- タイトル: 省察的実践とは何か―プロフェッショナルの行為と思考
- 著者: ドナルド・A. ショーン(著)、Sch¨on,Donald A.(原著)、昌一, 柳沢(翻訳)、建二, 三輪(翻訳)
- 出版社: 鳳書房
- 出版日: 2007-11-15
- タイトル: Professional Education: Some New Directions
- 著者: Schein, E.(著)
- 出版社: McGraw-Hill Inc.,US
- 出版日: 1972-12-01