依頼メールの3手詰め


まえがき

『手紙でもメールでも、こちらが三手動かすことで、相手玉を詰まさなければならない。相手を口説き落とさなければならない。』

リスト

  • 一手目 自分はあなたを知っている …… 依頼相手を知悉しており継続して興味を持っていることを具体的に知らせる)
  • 二手目 自分はこういう者である …… 自分の経歴や問題意識を、納得が得られるよう(しかし簡潔に)伝える
  • 三手目 したがって自分にはあなたが必要だ(あなたにも、自分は有用だ) …… あなた以外に話をする適任者がいるとは思えない、と思ってもらう

あとがき

まえがきを含めて、近藤 康太郎 『三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾』(CCCメディアハウス、2020年)より。論理的な説得のためのリストはいくつか収集していますが、どこか人間臭い枠組みがいいですね。

初発の熱量がすべてなんです。(略)どうしてもあなたと仕事をしたい、話を聞きたいのだと、そういう熱を感じさせられるかがすべてです。

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