まえがき
「問題は、三つの複雑性を併せもつとき、解決が困難になります。」
リスト
- 物理的な複雑性(dynamic complexity):問題の原因と結果が空間的、時間的に遠く離れている
- 生成的な複雑性(generative complexity):問題がこれまでにない、予期できない形で展開し続ける
- 社会的な複雑性(social complexity):かかわり合う人々が問題に対してそれぞれまったく異なる捉え方をする
あとがき
まえがきを含めて『手ごわい問題は、対話で解決する』より。
これはいいリストですね。どういう複雑性が「分析的な問題解決のプロセス」の適用を阻むのか、よく説明しているように思います。
われわれが仕事や生活上で直面する問題も、大なり小なりこういう要素を持っているはず。念頭に入れておきたいですね。
- タイトル: 手ごわい問題は、対話で解決する
- 著者: アダム・カヘン(著)、Adam Kahane(著)、ヒューマンバリュー(編集)、高間邦男(監修)、ヒューマンバリュー(翻訳)
- 出版社: ヒューマンバリュー
- 出版日: 2008-10-03