まえがき
「二三〇〇年前、アリストテレスはものごとの原因となる四種類の枠組み(四原因)を提示した。」
リスト
- 質量因(この家は木から作られた)
- 形相因(この家は設計図から作られた)
- 作用因(この家は大工の仕事によって作られた)
- 目的因(この家は住むために作られた)
あとがき
まえがきは『U理論――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術』より。『U理論』を読んでいたらまえがきの文章に出くわしたので、まとめておきたくなりました。カッコ内は独自に付けた例です。
『手にとるように哲学がわかる本』によれば、前二者を可動態、後二者を現実態としたうえで「現実世界は、可動態から現実態への運動で成り立っている」というのがアリストテレスの見方だそうです。
問題解決のときにも使えそうですね。
- タイトル: U理論――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術
- 著者: C オットー シャーマー(著)、C Otto Scharmer(著)、中土井 僚(翻訳)、由佐 美加子(翻訳)
- 出版社: 英治出版
- 出版日: 2010-11-16
- タイトル: 手にとるように哲学がわかる本
- 著者: 甲田 烈(著)
- 出版社: かんき出版
- 出版日: 2008-06-30