まえがき
『ここでアリストテレスは、私たちの生活には三つの類型があると説明しています。この類型が、様々に食い違う幸福の内実に対応します。』
リスト
- 享楽の生活(アポラウスティコス・ビオス): 快楽すなわち幸福と考える生活
- 政治の生活(ポリーティコス・ビオス): 社会においてしかるべき役割を果たすことによって自己実現していくことが幸福だと考える生活
- 観想の生活(テオーレーティコス・ビオス): この世界のありさまをありのままに見て取る、すなわち真理を認識することが幸福だと考える生活
あとがき
まえがきを含めて、山本 芳久 「アリストテレス『ニコマコス倫理学』 2022年5月 」 (NHK出版、2022年)より。リストは本文をすこし編集して引用しました。
引用元は、『ニコマコス倫理学』第一巻第五章。
- タイトル: アリストテレス『ニコマコス倫理学』 2022年5月 (NHKテキスト)
- 著者: 山本 芳久(著)
- 出版社: NHK出版
- 出版日: 2022-04-25