まえがき
『アーティストは何が人と違うのか。そしてわかったのが、アーティストは、一連の特別なスキルを持っているということだった――このスキルを私は「アーティスティック・マインドセット」と呼んでいる。』
リスト
- 観察: 創造性の基本は観察。洞察を得てブレイクスルーにつなげるなら、見ているものに対する偏見・好み・先入観から抜け出すことが重要。
- 質問: 観察結果に疑問を持ち、質問をし、挑む。
- アイデアの創出: 解決策や代替案、オプションを考える。アイデアの数と成功度の間には(正の)相関関係がある。
- 関連づけ: アイデアと関連づけ能力は相互関係があり、互いに依存し合っている。関連づけとは、つながりがはっきりしないもの――システムや方法、アイデア――を結びつけることである。
- (その他のスキル1)共感: 顧客の立場に立って、何が彼らには重要なのかを理解する必要がある。
- (その他のスキル2)経験: アートは「経験」である。アーティストは、見る人が深く経験することのできる作品をいかにして生み出すかを考える。
- (その他のスキル3)ビジュアル化: 経験をつくり出すのに加え、アーティストは「ビジュアル化」して伝えることも身につけている。
あとがき
まえがきを含めて、ニール・ヒンディ『世界のビジネスリーダーがいまアートから学んでいること』 (クロスメディア・パブリッシング(インプレス)、2018年)より。
「一連の特別なスキル」と言えるような言えないような。アーティストならではのスキルって何だろう、と思ってしまいます。
- タイトル: 世界のビジネスリーダーがいまアートから学んでいること
- 著者: ニール・ヒンディ(著)、長谷川 雅彬(監修)、小巻 靖子(翻訳)
- 出版社: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 出版日: 2018-10-19