まえがき
『マイケル・マーコウィッツは、マズローと同様に、ニーズとベネフィットを特定する階層モデルを提唱している。』
リスト
- 製品・サービス特性(発色性、鮮明さ、色あせなさ)
- 機能(現像、1時間サービス)
- 感情(心温まる感情、共有)
- 深遠な意義(永続性)
あとがき
まえがきを含めて『イノベーション5つの原則』より。カッコ内は、コダックカラーフィルムがそれぞれの階層のニーズをどのように満たしているかという例です。まえがきに「階層モデル」とあるように、最初の項目が最下層に来るピラミッドとして説明されています(原書の図は次を参照:”Graphic: Michael Markowitz Consumer Needs Hierarchy” – Public Intelligence Blog)。
原注によると、引用元はマーコウィッツの私信です。論文や書籍などもざっと検索してみましたが見つかりませんでした。「商品説明のFAB」のB(enefit)を感情と深遠な意義に分けた感じですね。
- タイトル: イノベーション5つの原則
- 著者: カーティス・R・カールソン(著)、ウィリアム・W・ウィルモット(著)、楠木 建 監訳(翻訳)、電通イノベーションプロジェクト(翻訳)
- 出版社: ダイヤモンド社
- 出版日: 2012-02-17