まえがき
テクノロジーの理論、特にその進化論を打ち立てるため、ブライアン・アーサーが定義したテクノロジーの基本原理とは。
リスト
- 【組み合わせ】すべてのテクノロジーは、組み合わせである
- 【再帰性】テクノロジーの各コンポーネントは、テクノロジーの縮小形である
- 【効果への依存】すべてのテクノロジーは通常はいくつかの効果、あるいは現象を利用している
あとがき
『テクノロジーとイノベーション―― 進化/生成の理論』より。本文を一部編集してリスト化しました。【】のラベルは、最初の2つについてはp62から採りました。3つめのラベルはこちらで付けました。
一読して「なるほど!」あるいは「エッ(そこまで言える)?」みたいに感じた人には、この本オススメです。著者は第2章と第3章でこれらを基本原理と定義する理由を述べ、そこからじっくりじっくりとテクノロジーの進化論を展開していきます。
- タイトル: テクノロジーとイノベーション―― 進化/生成の理論
- 著者: W・ブライアン・アーサー(著)、有賀 裕二(監修)、日暮 雅通(翻訳)
- 出版社: みすず書房
- 出版日: 2011-09-23