まえがき
『類推の一般的なアプローチは、創造工学(シネクティクス)と呼ばれ、次の4タイプを用いることが多い。』
リスト
- 【直接的類比】 現実の世界に既に存在しているものと、コンセプトを比較する(例:財布のような携帯電話)。
- 【空想的類比】 現実の世界には存在しないものと、コンセプトを比較する(例:料理するキッチン)。
- 【象徴的類比】 コンセプトのある側面や品質を、別のもののある側面や品質と比較する(例:プロジェクトはオーケストラのようだ)。
- 【擬人的類比】 コンセプトを擬人化し、自分ならどうかと想像する(例:「私がそのコンセプトだとしたら、私は何に似ているだろうか」)。
あとがき
まえがきを含めて、ヴィジェイ・クーマー『101デザインメソッド ―― 革新的な製品・サービスを生む「アイデアの道具箱」』より。
シネクティクスという言葉を初めて目にしました。synecticsで検索すると、創造的に考えるための手順が定義されていることがわかります。それらを斜め読みした限りでは、
特に直接的類比(Direct analogy)と擬人的類比(Personal analogy)が重要そう。
- タイトル: 101デザインメソッド ―― 革新的な製品・サービスを生む「アイデアの道具箱」
- 著者: ヴィジェイ・クーマー(著)、Vijay Kumar(著)、渡部 典子(翻訳)
- 出版社: 英治出版
- 出版日: 2015-02-24