まえがき
『カオはスティーブ・ジョブズのリーダーシップ構造を独自の視点で解釈し、「破壊的リーダーシップのテクノロジー」(もしくはリーダーシップを育むために必要なプロセス)を醸成する上で、次の3段階が重要であると述べている。』
リスト
- リーダー自身が内側からまたは個人レベルで「噴火」する段階。これが基本的にリーダーにとって魂の原動力を下支えすることになる。
- 「構築」する段階。組織文化の隅々まで浸透するような方法でビジョンを共有し、リーダーの遺伝子型を効果的にチームの表現型に変換する段階。
- 実際に「破壊」する段階。「古きを打ち負かし、新しきを打ち立てる」段階。
あとがき
まえがきを含めて、フィリップ・コトラー、古森 重隆『NEVER STOP イノベーティブに勝ち抜く経営』(日本経済新聞出版、2021年)より。
まえがきの「カオ」とは Richard Kao 。リスト部分は彼の著書 “Disruptive Leadership: Apple and the Technology of Caring Deeply–Nine Keys to Organizational Excellence and Global Impact” からの引用です。
噴火、構築、破壊。原著を見てみると、eruption, construction, disruption でした。
まずはリーダーによる組織内での、ないし個人的な「噴火」が必要で、それが3つしかないステップの1つである。「噴火」という言葉のインパクトに惹かれて収集しました。
- タイトル: NEVER STOP イノベーティブに勝ち抜く経営
- 著者: フィリップ・コトラー(著)、古森 重隆(著)、恩藏 直人(翻訳)
- 出版社: 日本経済新聞出版
- 出版日: 2021-02-19
- タイトル: Disruptive Leadership: Apple and the Technology of Caring Deeply–Nine Keys to Organizational Excellence and Global Impact
- 著者: Kao, Rich(著)
- 出版社: Productivity Press
- 出版日: 2017-12-18