実務家がジレンマ状況で立ち返るべき原則


まえがき

『ここで言いたいことは、右記のようなジレンマ状況において、思慮深い実務家は、次の三つの基本原則に立ち返るべきだということである。』

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あとがき

まえがきを含めて、ハワード・ガードナー、ミハイ・チクセントミハイ、ウィリアム・デイモン『グッドワークとフロー体験―最高の仕事で社会に貢献する方法』(世界思想社、2016年)より。

まえがきの「右記のようなジレンマ状況」の例がいくつか挙げられています。その一つを引用します。

例えば、次のような状況に置かれたHMOのある医師について考えてみてほしい。適切な診断を下すことができるまで、患者の一人ひとりに対して十分な診察を行うべきとの信念を持っているが、自分の雇用者であるHMOは一時間に最低六人の患者を診察するよう指示し、それが守られないならば何らかの罰則があるという状況に置かれている。

※ 引用者注:HMO= 健康維持機構 (Wikipedia)

タイトルグッドワークとフロー体験―最高の仕事で社会に貢献する方法

著者: H.ガードナー(著)、M.チクセントミハイ(著)、W.デイモン(著)、大森 弘(翻訳)、安室 憲一(翻訳)、梅野 巨利(翻訳)、山口 隆英(翻訳)、西井 進剛(翻訳)

出版社: 世界思想社

出版日: 2016-02-12

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意思決定 決断 ジレンマ

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