まえがき
『構造、制約、トレードオフがエンジニアの思考法の最強の組み合わせであり、それはいわば音楽家にとっての拍子とテンポ、リズムに相当するものなのだ。』
リスト
- 見えない「構造」を見る(システムの各要素が論理・時間・順序・機能といった点でどう結びついているかを考える)
- 「制約」のもとで物事をデザインする(時間・予算・自然法則・人間の行動などの制約の中で最善の結果を導く)
- 「トレードオフ」を見極めて最適解を出す(目的のために、利用可能な資源・可能性・理想・限界などのせめぎあいから優先順位を決めて資源を配分する)
あとがき
まえがきを含めて、グル・マドハヴァン 『「考える」は技術――世界最高の思考ツールであらゆる問題を解決する』(ダイヤモンド社、2016年)より。
リストは、見出しと本文を編集して作成しました。制約とトレードオフの違いが少しわかりづらいかもしれません。著者は、制約が綱渡りでトレードオフが綱引きだという喩えを使っています。
- タイトル: 「考える」は技術――世界最高の思考ツールであらゆる問題を解決する
- 著者: グル・マドハヴァン(著)、須川 綾子(翻訳)
- 出版社: ダイヤモンド社
- 出版日: 2016-07-15