まえがき
『近代において実践哲学としてのストア派思想を最も鋭く分析したのが、哲学史家のピエール・アドである。アドはストア派のさまざまな思想をまとめ、最終的に次の4つの点にたどり着いた。』
リスト
- 誰も孤独ではなく、誰もが大きな全体(宇宙)の一部をなしているという意識
- あらゆる悪は道徳的悪であり、したがって純粋な道徳的意識が重要である
- 人間の絶対的価値をじること(そこから人の権利という考えが生まれる)
- 今この瞬間への集中(この世界を見るのが最初で最後かのように生きること)
あとがき
まえがきを含めて、スヴェン・ブリンクマン『地に足をつけて生きろ! 加速文化の重圧に対抗する7つの方法』 (Evolving、2022年)より。リストは「付録|ストア派思想」からの引用です。
このリストは、まえがきに引いたようにピエール・アドの著作からの引用です。[1]。
参考文献
[1] Pierre Hadot, Philosophy as a Way of Life (Blackwell, 1995), p. 34.