エピクロスのトリレンマ


まえがき

古代ギリシアの哲学者エピクロスが、神は完全なる能力 (omnipotence) と完全なる善良さ (omnibenevolence) を有するというアイディアを斥けるために言ったとされる言葉。

リスト

  1. 悪を防げないなら、神は全能ではない。
  2. 悪を防ぐつもりがないなら、神には善意がない。
  3. 神に悪を防ぐ能力と善意があるなら、なぜ悪が存在するのか?

あとがき

Epicurus’ trilemma” (Wikipedia) より翻訳のうえ引用。

「全能なる神―全き善なる神―悪」の3要素は、最大でも同時に2要素しか存在し得ないのでトリレンマだということですね。

参考文献

* Problem of evil – Wikipedia

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哲学 宗教 トリレンマ

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