まえがき
『墨子は孔子の教えを学びましたがその思想に疑問を感じ、独自の考えを展開していきました。(略)孔子は現状肯定的で経済成長バンザイだと言いましたが、墨子は現状否定的でした。』
リスト
- 兼愛: 孔子の「仁」を身分や血縁で区別する「別愛」とし、すべての人を平等に愛する兼愛を説いた。
- 非攻: 侵略戦争を強く否定し、戦争は人命と資源を浪費すると批判した。防御は認めつつ、国家間の争いは平和的解決を重視した。
- 節葬: 豪華な葬儀や長期の服喪を批判し、簡素な葬送を提唱した。死者への敬意は保ちつつ、生産阻害と資源浪費を避ける実利主義の立場。
あとがき
まえがきを含めて、出口治明『世界は宗教で読み解ける』 (SBクリエイティブ、2025年)より。リストは本文を引用しつつ解釈して作成しました。
優れた思想にはカウンターが生まれて磨かれていくもの。墨子は孔子の「仁」を批評して兼愛を説いたのですね。
