戦闘時の意思決定理論(OODA)


まえがき

『軍事戦略家のジョン・ボイドは、(略)孫子の兵法を参考に、タイミングを武器として活かすテクニックとして、4段階の戦闘理論を開発している。』

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あとがき

まえがきを含めて、フランク・パートノイ『すべては「先送り」でうまくいく ――意思決定とタイミングの科学』より。本文を加工してリスト化しています。

これが「先送り」とどう関係するのか。著者は次のように述べています。
『このOODAの基本的な考え方は、人間のさまざまな行動に当てはまる。決定して行動を起こす時間を最小限に短縮し、浮いた時間を観察と確認に使えるならば、そのほうがよい決断をしやすいのだ。』

Orient=情勢判断とはユニークな訳ですが、Wikipediaでも同じ語が充てられています。観察した様々な情報を1つの決断の根拠として当てはめていく、というイメージでしょうか。

    (追記:2015-08-14)
    『交渉は創造である』でもOODAループという名で紹介されていました。直線的な意思決定プロセスとは大きく異なり、A(行動)に対する相手の反応をO(観察)して次のAにフィードバックするという、目まぐるしい戦いの中での意思決定のスタイルであることが説明されています。

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