まえがき
『IBMの「パラレル・ラーニング&コーチング・モデル」(略)の最も優れた点は、能力開発における社員とマネジャーの二重責任を正確かつ明確に説明していることだ。』
リスト
- 【準備 (Prepare)】 「私が獲得すべき能力は何か?」/「強化すべき能力の特定をどう支援できるか?」
- 【行動 (Act)】 「私が担当すべき業務は何か?」/「自分の経験に基づき提案できることは何か?」
- 【内省 (Reflect)】 「私は経験から何を学んだか?」/「内省を促す問いはどうあるべきか?」
- 【レビュー (Review)】 「上司や同僚に伝えられる知見は何か?」/「学習成果を検証するのに役立つ問いは?」
あとがき
まえがきを含めて、『経験学習によるリーダーシップ開発 米国CCL:Center for Creative Leadershipによる次世代リーダー育成のための実践事例』より。リストは、“/”より前が当人(マネジャー・リーダー)の問いで、後が直属のマネジャーや顧問の問い。少々修正のうえ引用しています。
本人のラーニングと上司のコーチングがパラレルに、この4ステップを進んでいくので「パラレル・ラーニング&コーチング・モデル」ということですね。
- タイトル: 経験学習によるリーダーシップ開発 米国CCL:Center for Creative Leadershipによる次世代リーダー育成のための実践事例
- 著者: シンシア.D.マッコーレイ(編集)、D.スコット.デリュ(編集)、ポール.R.ヨスト(編集)、シルベスター・テイラー(編集)、漆嶋 稔(翻訳)
- 出版社: 日本能率協会マネジメントセンター
- 出版日: 2016-07-30