投稿者: koji

  • 喪失経験の種類

    まえがき

    喪失経験とは「個人が生活のなかで感情的に投資している象徴的、物理的な資源の減少を伴う経験」であり、次の5つに大別される。

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    あとがき

    まえがきを含めて『PTG 心的外傷後成長: トラウマを超えて』第5章「長期にわたる喪失経験によるPTG」(飯牟礼 悦子)より。

    まえがきにある喪失経験の定義「個人が生活のなかで感情的に投資している象徴的、物理的な資源の減少を伴う経験」 “Give Sorrow Words” によるとあります。この本は『悲しみに言葉を―喪失とトラウマの心理学』というタイトルで和訳されていました。

        • 知識の3条件

          まえがき

          『哲学者たちの多くが、知識には三つの条件がある、と主張してきた。何かを知っているというためには、』

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          あとがき

          まえがきを含めて『100の思考実験: あなたはどこまで考えられるか』より。本文を編集のうえ引用しています。

          これはプラトンにまで遡る定義で、知識は「正当化された真なる信念」(Justified true belief – Wikipedia)であるという言葉に集約されます。知識は「(3)正当化された(2)真なる(1)信念」ということです。K=JTBという表現も見かけました。

            参考文献

            > 基礎付け主義(ウィキペディア)
            > 認識論(ウィキペディア)
            > ゲティア問題(ウィキペディア)

          • 和解のための七つの実践

            まえがき

            僧同士の争いを、僧たちの共同体が解決する方法とは。

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            あとがき

            『仏の教え ビーイング・ピース―ほほえみが人を生かす』より。本文を要約・編集してリストのかたちにしました。

            お坊さん同士も争うことはあるんですね。しかも『一つの争いを解決するのに、何回もの会合が開かれることがあります』とも。

            • 「グローバル人材」の定義

              まえがき

              『我が国がこれからのグローバル化した世界の経済・社会の中にあって育成・活用していくべき「グローバル人材」の概念を整理すると、概ね、以下のような要素が含まれるものと考えられる。』

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              あとがき

              まえがきを含めて、グローバル人材育成推進会議『グローバル人材育成戦略(グローバル人材育成推進会議 審議まとめ)』(2012年6月4日)より。リンク先はPDF文書です。大山篤之「グローバル人材育成の機運高まりに思うこと」(BLOGOS)という記事で知りました。

              能力/行動特性(?)/アイデンティティー という枠組みでしょうか。

            • 互恵的利他主義のモデル(Stephens)

              まえがき

              互恵的利他主義が成立する必要十分な条件と、それが発展する条件とは。

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              あとがき

              下記の論文より勝手訳。最初の4つが互恵的利他主義の必要十分条件、あとの2つはそれが発展するための追加的な条件。
              Stephens, C. (1996). “Modeling Reciprocal Altruism“. British Journal for the Philosophy of Science 47 (4): 533–551.

              参考文献

              > Reciprocal altruism (Wikipedia)
              > 互恵的利他主義 (Wikipedia 日本語版)
              > 互恵的利他主義の条件(トリヴァース) (*ListFreak)

            • 互恵的利他主義の条件(トリヴァース)

              まえがき

              『トリヴァースは、互恵的利他主義の特徴として次の3つをあげている。』

              リスト

              あとがき

              まえがきを含めて、互恵的利他主義(Wikipedia 日本語版)より。引用元は不明。

              参考文献

              > 互恵的利他主義のモデル(Stephens) (*ListFreak)

            • integrity のチェックリスト

              まえがき

              『integrity が人間の特性を表す語として使われると、ちょうどよい日本語がないせいもあり、意味を把握するのが少し難しく感じます。(略)そこで一語で対応させるのをあきらめて、いくつかの言葉の組み合わせで考えてみたいと思います。』

              リスト

              あとがき

              まえがきを含めて『integrity とは何か』(起-動線)より。

            • 信頼関係の3つのあり方

              まえがき

              『信頼し信頼されるということについて、人間性のあり方は三つに大別できる。』

              リスト

              あとがき

              まえがきを含めて『リーダーの人間力 人徳を備えるための6つの資質』より。第5章「相手に尽くすことを通して信頼を確立する」の「信頼のあり方と人間性」という節からリストを作成しました。僕の解釈に基づいて言葉を選択しています。「互恵取引」は本にはない表現で、やや踏み込んだ解釈かもしれません。

              この本からの他のリスト

            • 失敗の脈絡(失敗学)

              まえがき

              失敗学では、失敗の「原因」を《要因》と《からくり》の二つに分けて考えます。《要因》は《からくり》という管を通って《結果》になります。

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              あとがき

              『決定版 失敗学の法則』より。まえがきもリストも、第一章冒頭部分からのまとめです。「失敗の脈絡」というタイトルも、リストの3項目の関係を指すものとして著者が用いている言葉です。

              具体例として、2002年に起きた牛肉の偽装・詐欺事件が挙げられています。
              《要因》 狂牛病
              《からくり》 インチキをしてでも人より得をしたいという企業体質
              《結果》 牛肉偽装・詐欺事件

              • リーダーの人間力(人徳を備えるための6つの資質)

                まえがき

                『私の意図は、効果を上げるために最も重要と思われる人間性の資質を取り上げ、成長に役立つモデルを構築することである』

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                あとがき

                まえがきを含めて『リーダーの人間力 人徳を備えるための6つの資質』より。6つの資質は目次にもありますが、ここではすこし詳しく記されている本文から引用しました。
                インテグリティの定義を調べていて本書を手に取りました(原題は”Integrity”)。

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