互恵的利他主義のモデル(Stephens)

まえがき

互恵的利他主義が成立する必要十分な条件と、それが発展する条件とは。

リスト

  1. 与え手は犠牲を払う(その行為は、与え手の適性を、与え手が利己的な目的で行う場合よりも低める)
  2. 受け手は便益をもらう(その行為は、受け手の適性を、その行為を受けない他者よりも高める)
  3. 与え手は、受け手からの見返りがすぐに得られることを期待しない
  4. 1から3が、互助の関係にある両者に当てはまる
  5. 不正を検知するメカニズムがある
  6. 交換の機会が十分に大きい(無限である)

あとがき

下記の論文より勝手訳。最初の4つが互恵的利他主義の必要十分条件、あとの2つはそれが発展するための追加的な条件。
Stephens, C. (1996). “Modeling Reciprocal Altruism“. British Journal for the Philosophy of Science 47 (4): 533–551.

(参考)
> Reciprocal altruism (Wikipedia)
> 互恵的利他主義 (Wikipedia 日本語版)
> 互恵的利他主義の条件(トリヴァース) (*ListFreak)

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