投稿者: koji

  • 創造的な解にいたる「念・忘・解」

    まえがき

    『私の体験からもいえることだが、創造的なアイデアとか、矛盾を解くような考え方がひらめくには、「念」→「忘」→「解」という順序が必要である。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて『矛盾を活かす超発想』より。本文を編集のうえ引用しています。

    • 教育者が心すべき、人間の3原則

      まえがき

      「人の生が輝くための原則が3つある。どれも残念ながら、現在の教育文化とは相反している」

      リスト

      あとがき

      Ken Robinson: How to escape education’s death valley” (TED.com) より。

      まえがきは意訳です。原文は “There are three principles on which human life flourishes, and they are contradicted by the culture of education under which most teachers have to labor and most students have to endure.”でした。

      スライドも、たぶんプロンプターも使わずに、ただ話すだけのスピーチですが、軽妙で面白い。終盤の death valley のエピソードも鮮やか。

      個別性(Individuality)を、やや意味合いがずれますが Character とすれば、3Cとして思い出しやすくなります。

      ケン・ロビンソン: 「教育の死の谷を脱するには」 | TED Talk
    • 人を雇うときに求めるべき3つの資質(バフェット)

      まえがき

      『人を雇うときは、3つの資質を求めるべきだ。』

      リスト

      あとがき

      『一流の人に学ぶ自分の磨き方』より。ソースは本書には言及なし。おそらく “Warren Buffett MBA Talk – Part 1“(YouTube) ではないかと思われます。

      いい枠組みですね。energy を i で始まる単語に置き換えられれば覚えやすいのにな、と思ってしばらく考えましたが断念。

      この本からの他のリスト

      参考文献

      integrity とは何か」 – 起-動線

    • ロータリークラブの行動基準(4つのテスト)

      まえがき

      『言行はこれに照らしてから』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて「ロータリーの基本理念」(Rotary.org)より。タイトルの「行動基準」という言葉はWikipediaから採りました。本家Rotary.orgでは”The Four-Way Test“という名前で載っています。

      もともとは『一流の人に学ぶ自分の磨き方』という本で見かけました。『一流の人が集まって地域への奉仕活動をする組織として、世界各地にロータリークラブがある。会員が大きな決断をする前に求められている指針を紹介しよう。』という前置きのもと、次のリストが紹介されています。

      1 真実にもとづいているか?
      2 全員にとって公平か?
      3 人々の親睦と友情を深めるか?
      4 関係者全員にとって有益か?

      最初は「決断の基準」と題してこのリストを引用しようと考えていましたが、ソースに当たってみると「大きな決断をする前に求められている指針」というよりは、日常的な行動基準という意味合いが強いようですね。

      なかなか訳が難しいなと感じたのは「みんなに公平か」という言葉。言語は”Is it FAIR to all concerned?”です。平等でありさえすればいいということではなく、関係者全員からみて筋が通っていると思えるか、という感じ。個人的には「公正」のほうが近いかな、と思います。

      この本からの他のリスト

    • 習慣を変えるステップ(インナーゲーム)

      まえがき

      『これが、すなわち「頑張りすぎ」の解決策でもある。これらの能力は、「リラックスした集中」という究極の技術にとって、必要不可欠な要素だ。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて『新インナーゲーム―心で勝つ!集中の科学』より。

      セルフ1とセルフ2というのは本書の造語です。本文中では『セルフ1はいわゆる自我のことで、セルフ2は自分自身の肉体とその能力の実体である』という説明がありました。「自分」がセルフ1で「自身」がセルフ2と理解するとよいという、おそらくは訳者によると思われる補足もありました。さらにWikipediaに詳しい説明があります。僕の理解では、セルフ1が意識で、セルフ2が無意識という感じです。

      セルフ1にプレーを邪魔させないコツは、今・ここへの集中。今・ここに集中すればするほど、セルフ1の介入がなくなり、セルフ2にプレーを任せることができるようになるというメカニズム。

      • ソクラテスの方法(プラトン)

        まえがき

        『プラトンがもちいた「ソクラテスの方法」の特徴は次のようなものだ。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて『幾何学: ピタゴラスの定理からメビウスの帯まで』より。

        リストに続いて『つまり、労を惜しまず念入りに、論理的矛盾につながる主張を確認したり、排除したりすることで、絶えずよりよい仮説を見いだすための問答法だ。』とあります。

        皮肉を使わ「なければならない」ってすごいですね。

        • 祭事の3ステップ(神道)

          まえがき

          お祭りは、突然始まってただ終わるわけではありません。

          リスト

          あとがき

          潔斎と直会は「直会の意義について教えてください」、祭りは「「祭り」という語はどういう意味ですか」からの編集・引用です。どちらも「神社と神道」総合サイト内のページです。

          配偶者が神職さんという知人から教えてもらいました。

          直会が印象的でした。ゲーム(演習やワークショップ)の3ステップに【閉幕(収束)】、レヴィンの変化モデルに【冷凍】があるように、祭りにも日常に戻ってくるステップが確保されているのですね。

        • 厳しい要求に対応するための”SOS”

          まえがき

          心理的恐喝など、厳しい要求に対応するための3ステップ。

          リスト

          あとがき

          スーザン・フォワード『ブラックメール―他人に心をあやつられない方法』より。訳書では、SOSはそれぞれ「止まれ」「観察せよ」「戦略を練ろう」です。後半は、本文の内容を要約して付けました。

          ブラックメール(心理的恐喝)に対抗するためのステップとして提案されていますが、交渉ごとなど感情が激しくゆさぶられがちなコミュニケーション全般で使えそうなので、すこし幅を広げたタイトルにしました。

          この本からの他のリスト


          (新版が出ています)

          この本からの他のリスト

          参考文献

          攻め込まれたときのSOS | 起-動線

        • ブラックメール(心理的恐喝)に屈しやすい人の特徴

          まえがき

          『どの特性も、適度に発揮されるなら、けっして有害なものとはいえない。それどころか、極端にさえならなければ、肯定的に評価され、賞賛さえされる特性だ。しかし、それがわたしたちをコントロールし、わたしたちの知的で、自信に満ち、積極的で、しかも思慮深い部分と相対立するようになると、わたしたち自身がブラックメール発信者に重大な心理操作の舞台を提供することになる。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、スーザン・フォワード『ブラックメール―他人に心をあやつられない方法』より。一部編集のうえ引用しています。

          まえがきの通りで、「過剰な」「強烈な」「どんな犠牲を払っても」「高度の」といった形容句を除けば、誰もが普通に持っている特性ですね。

          この本からの他のリスト


          (新版が出ています)

          この本からの他のリスト

        • 心理的恐喝の3つの武器(FOG)

          まえがき

          心理的恐喝(ブラックメール)とは、『身近な人物が、直接的・間接的に、自分の思い通りにさせてくれなければあなたを罰すると脅すことで、わたしたちの心を操ろうとするときに使う、強力な手段のことである』。

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、スーザン・フォワード『ブラックメール―他人に心をあやつられない方法』より。

          FOG(霧)とはうまい頭字語ですね。著者はこのメタファーを活かして『(ブラックメールの)発信者はわたしたちとの関係に「FOG」を吹き込み、状況を見えなくし、それによってわたしたちがそのなかを横切ることを恐れ、彼らに屈しなければという気持ちになるように仕向けている』と述べています。


          ちなみにブラックメール(blackmail)を辞書で引いてみると、恐喝・ゆすりという意味でした。ブラックな電子メールじゃないのか。

          この本からの他のリスト

          (新版が出ています)

          この本からの他のリスト