まえがき
『言行はこれに照らしてから』
リスト
- 真実かどうか
- みんなに公平か
- 好意と友情を深めるか
- みんなのためになるかどうか
あとがき
まえがきを含めて「ロータリーの基本理念」(Rotary.org)より。タイトルの「行動基準」という言葉はWikipediaから採りました。本家Rotary.orgでは”The Four-Way Test“という名前で載っています。
もともとは『一流の人に学ぶ自分の磨き方』という本で見かけました。『一流の人が集まって地域への奉仕活動をする組織として、世界各地にロータリークラブがある。会員が大きな決断をする前に求められている指針を紹介しよう。』という前置きのもと、次のリストが紹介されています。
1 真実にもとづいているか?
2 全員にとって公平か?
3 人々の親睦と友情を深めるか?
4 関係者全員にとって有益か?
最初は「決断の基準」と題してこのリストを引用しようと考えていましたが、ソースに当たってみると「大きな決断をする前に求められている指針」というよりは、日常的な行動基準という意味合いが強いようですね。
なかなか訳が難しいなと感じたのは「みんなに公平か」という言葉。言語は”Is it FAIR to all concerned?”です。平等でありさえすればいいということではなく、関係者全員からみて筋が通っていると思えるか、という感じ。個人的には「公正」のほうが近いかな、と思います。
- タイトル: 一流の人に学ぶ 自分の磨き方
- 著者: スティーブ・シーボルド(著)、弓場隆(翻訳)
- 出版社: かんき出版
- 出版日: 2012-03-19