投稿者: koji

  • ジェフ・ベゾスの経営哲学

    まえがき

    『これら4つの哲学はいずれも、とても明快なルールだ。ベゾスの経営哲学について驚くようなことがあるとすれば、それは、世の中の経営者でこの哲学を実践できる人がほとんどいないらしいという点である。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて『ワンクリック―ジェフ・ベゾス率いるAmazonの隆盛』より。最終章の本文をリスト化のうえ引用しました。

    いいなと感じたのは「毎日が初日」という言葉。日本語には初心という素晴らしい言葉がありますが、同じような意味で使っているのかな。”jeff bezos management philosophy”などで検索してみたのですが、この4か条が経営哲学だという情報源は見当たらず。

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  • Amazon.comの最初の商材が本だった理由

    まえがき

    1994年、Amazonの創業者ジェフ・ベゾスが最初の商材に本を選んだ基準とは。

    リスト

    あとがき

    『ワンクリック―ジェフ・ベゾス率いるAmazonの隆盛』より。本文中の見出しをリスト項目にしました。カッコ内は本文からの編集です。ちょっとだけ独自の解釈が入っているかも。

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  • 文明が崩壊する条件となる5つの要素

    まえがき

    これらの要素の1つでも、文明を崩壊させるに十分である。

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    あとがき

    『知の逆転』所収のジャレド・ダイアモンドへのインタビューより。この5要素については『文明崩壊: 滅亡と存続の命運を分けるもの』に詳述されています。

    • タイトル知の逆転 (NHK出版新書)
    • 著者: ジャレド・ダイアモンド(著)、ノーム・チョムスキー(著)、オリバー・サックス(著)、マービン・ミンスキー(著)、トム・レイトン(著)、ジェームズ・ワトソン(著)、吉成真由美(その他)
    • 出版社: NHK出版
    • 出版日: 2012-12-06

        • 4体液説に基づいた人格の気質的類型(ガレノス)

          まえがき

          『ガレノスは、体内における体液の割合が情動や行動面での傾向、つまり「気質」と直接に連関しているとみなした。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めてキャサリン・コーリン 『心理学大図鑑』より。挿絵と本文から編集・引用です。

          本文では「黒胆汁質」の代わりに「憂うつ質」という言葉が使われていました。しかし一つだけ体液の名前でないのもおかしいし、本書の他のページでは「黒胆汁質」という言葉が使われているので「黒胆汁質」としました。たとえばWikipediaの「四体液説」の項でも黒胆汁質となっています。

          4体液説は4大元素説に起源を持っており、4大元素 → 4体液 → 気質の対応関係はこんな感じです:

          • 風(熱・湿) → 血液 → 多血質
          • 水(冷・湿) → 粘液 → 粘液質
          • 火(熱・乾) → 黄胆汁 → 胆汁質
          • 地(冷・乾) → 黒胆汁 → 憂うつ質

          4大元素は冷熱×乾湿の組み合わせからなっています。この発想は20世紀にも引き継がれます。同書によれば、心理学者ハンス・J・アイゼンクによる「アイゼンクの人格モデル」も、この発想を源としているとのこと。

          ◆アイゼンクの人格モデル

          • 神経症傾向-情動的安定性 (← 乾-湿)
          • 外交的-内向的 (← 熱-冷)

          ここで神経症傾向というのは、『「闘争ないし飛躍」反応を惹きおこす脳の共感神経システムの閾値が低い』(本文からの編集・引用。原著を確認していませんが「闘争ないし飛躍」反応はおそらく “Fight or Flight”すなわち「闘争・逃走」反応かと)のこと。ひらたくいえば「神経過敏」ということでしょう。

          • タイトル心理学大図鑑
          • 著者: キャサリン・コーリン(著)、小須田 健(翻訳)
          • 出版社: 三省堂
          • 出版日: 2013-01-22

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        • 道徳性発展の6段階(コールバーグ)

          まえがき

          58人の少年を20年間にわたって追跡した研究から導かれた6つの段階とは。

          リスト

          あとがき

          キャサリン・コーリン 『心理学大図鑑』より。本文を編集してリスト化しました。

          日本語版Wikipediaのローレンス・コールバーグのエントリにある「道徳性発達理論」にはおそらくもっと正確な、しかしやや分かりづらい、説明があります。

          この6段階は、2段階ずつ「慣習以前」「慣習的」「脱慣習的」という3つのレベルにくくられています。そしてコールバーグは、脱慣習的レベルに達するのは『全員のうちせいぜい10~15%くらい』だと示唆しているそうです。

          • タイトル心理学大図鑑
          • 著者: キャサリン・コーリン(著)、小須田 健(翻訳)
          • 出版社: 三省堂
          • 出版日: 2013-01-22

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        • ゲーム(演習やワークショップ)の3ステップ

          まえがき

          『開幕、探索、閉幕というのは、流れを調整し、どんなグループからも最良の結果を引き出す中核的な原則です。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて Dave Gray 他『ゲームストーミング ―会議、チーム、プロジェクトを成功へと導く87のゲーム』より。リストは本文を編集して構成しました。

          オープニング/~/クロージング、チェックイン/~/チェックアウトなど、多くのイベントはこのような流れになっています。1日のセッションであれば、この3ステップを1パーツとして繰り返して、あるいは組み合わせて、大きな流れを作ります。

          • レヴィンの変化モデル

            まえがき

            『変化が困難なのは、そこには苦痛に満ちた学習解除や難解な再学習、さらには思想や感情、態度や知覚の再構成が求められるからだ。』

            リスト

            あとがき

            まえがきを含めて、キャサリン・コーリン 『心理学大図鑑』より。まえがきおよびリストは本文を編集したうえで引用しています。レヴィンとは心理学者で「場の理論」で知られるクルト・レヴィン。

            ここでの「変化」のおもな対象は、信念や常識です。そういった、受け入れていることにすら気づかずに受け入れているシステムを変えるのがいかに苦痛に満ちたことかが分かるリスト。

            • タイトル心理学大図鑑
            • 著者: キャサリン・コーリン(著)、小須田 健(翻訳)
            • 出版社: 三省堂
            • 出版日: 2013-01-22

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          • ICL社の提携事業成功への「実践12か条」

            まえがき

            『今日のグローバル環境下では、良好な関係を築く経営技術こそが成功への決定的な鍵なのである。』

            リスト

            あとがき

            まえがきを含めて大前 研一『ボーダレス・ワールド』より。ICL社とは、2002年に富士通の子会社になった英インターナショナル・コンピューターズ・リミテッド社のこと。著者によれば、ピーター・L・ボンフィールド会長はこれを名刺ホルダーに入れて富士通と接触する社員に配っていたとのこと。

            どれも納得ですね。11の内容が少し分かりづらいように感じます。「戦術的」(tactical)というのは「戦略から逸れない範囲での現場の裁量」と置き換えると分かりやすいかもしれません。現場の担当者にとっては「ちょっとしたかけ引き」に見える妥協やバーターも、(プラス面でもマイナス面でも)全体に意外な影響を及ぼすかもしれないので、事前に確認して会社のバックアップを得て進めよう、という感じでしょうか。

            このリストには「さらに次の二点に注意すること」として以下が追記されています。

            1. OEMメーカーとの製品契約を取り決める場合には、逆に、自分の商品を売ってもらう機会があるかどうか、必ず相互対称となる機会を模索せよ。
            2. 共同開発契約を結ぶ際には必ず「共同販売」の可能性も含めて検討せよ。開発コストを回収し、販売数量/利益を実現するには、できるだけ多く売ることが必要である。

            • 超上流から攻めるIT化の原理原則17ヶ条

              まえがき

              『本17ヶ条は、開発プロセス共有化部会において検討してきた、「超上流」フェーズを発注側、受注側の双方がうまく進めるためのポイントをまとめたものです。』

              リスト

              あとがき

              まえがきを含めて『実務に活かすIT化の原理原則17ヶ条』(独立行政法人 情報処理推進機構 ソフトウェア・エンジニアリング・センター、IPA-SEC)より。現場の知恵を結集した、という感じですね。もう一段上位のカテゴリがあると、網羅性が理解できてよかった。

              • コンセプチュアル・スキルを高める7つの問いかけ

                まえがき

                『日ごろから業務の中で、コンセプチュアル・スキルの向上を目指した思考のトレーニングをしていくとよいでしょう。そのためにはこのような問いかけをすることが有効です。』

                リスト

                あとがき

                まえがきを含めて『マネジメント基礎力―はじめてリーダーになる人の本』より。まえがきは一部編集しています。

                コンセプチュアル・スキルについては「管理職に必要な3つのスキル(カッツ・モデル)」を参照のこと。