まえがき
『プラトンがもちいた「ソクラテスの方法」の特徴は次のようなものだ。』
リスト
- 講義や解説ではなく、対話でなければならない。
- 教師と生徒による対話でなければならない。
- 教育のための道具として使われなければならない。
- 悪魔の代弁者のつもりで、皮肉(アイロニー)を使わなければならない。
あとがき
まえがきを含めて『幾何学: ピタゴラスの定理からメビウスの帯まで』より。
リストに続いて『つまり、労を惜しまず念入りに、論理的矛盾につながる主張を確認したり、排除したりすることで、絶えずよりよい仮説を見いだすための問答法だ。』とあります。
皮肉を使わ「なければならない」ってすごいですね。
- タイトル: 幾何学:ピタゴラスの定理からメビウスの帯まで (大人のためのやり直し講座)
- 著者: マイク・アスキュー(著)、シーラ・エバット(著)、ピーター・フランクル(監修)、緑 慎也(翻訳)
- 出版社: 創元社
- 出版日: 2012-12-05