まえがき
『「弱気の虫を心の内に飼いつつ、勇気を持って前進する」。そんな態度で過ごせたらいいなと、思っています。』
リスト
- 「いま手にしているもの」に集中し、大事に育てる
- 「今日から少しずつ」積み上げる
- 「50年のスパン」で考えてみる
- 「これから来るもの」に目を向ける
あとがき
まえがきを含めて「弱気の虫に効くクスリ」(自分戦略を考えるヒント)より。弱気になってしまう状況はいろいろありますが、これはこれからのキャリアを考えると弱気になってしまう、という状況向け。
美しい箇条書き
『「弱気の虫を心の内に飼いつつ、勇気を持って前進する」。そんな態度で過ごせたらいいなと、思っています。』
まえがきを含めて「弱気の虫に効くクスリ」(自分戦略を考えるヒント)より。弱気になってしまう状況はいろいろありますが、これはこれからのキャリアを考えると弱気になってしまう、という状況向け。
「意識的にせよ、無意識にせよ、暴力を選択するまでのあいだには、精神的、感情的なさまざまな葛藤がある。だがそれらは普通、つぎの四つのいささか単純な要素に集約される。」
まえがきを含めて『暴力から逃れるための15章』より。−より後の部分は多少編集のうえ引用しています。
本書では、このシンプルな枠組みを使ってさまざまな暴力を分析しています。もうすこし覚えやすい頭字語になっていればよかったのですが……。
「FABは、前頭側頭型認知症に典型的に見られるような前頭葉機能低下を判断するためのテストであり、前頭葉機能に依存していると考えられる6つの認知能力を調べる。」
まえがきを含めて『脳神経科学リテラシー』より。FABはFrontal Assessment Batteryの略。脳と認知症|FAB(前頭葉機能検査)とは(くもん学習療法センター)には、これらの課題がどのような機能を測定しているかの解説がありました。
課題を見ていると、できる自信がなくなってくる(笑)。
『疫学の分野では、因果関係の有無を見分ける古くから知られた基準(ヒルの基準)があるそうです。そのリストを、一般的な問題解決において因果関係をたしかめるためのチェックリストとして仕立て直してみました。』
まえがきを含めて「因果関係を確かめるためにできる8つのこと」(起-動線)より。まえがきにある「ヒルの基準」はこちら。
こんなとき、人間はミスをしやすい。
オリジナルは不詳。
ある企業の会議室の壁に貼ってあったのを見かけてメモしておいたのですが、企業内の標語だと思って公開リストには載せませんでした。偶然Wikipediaにもエントリがあることを知り、こうして投稿しています。
『この基準はこんにちも疫学的な考察に影響を与えている。』
まえがきを含めて『ヤバい統計学』より(最後のリスト項目のカッコは引用者による追加。後述)。まえがきに「疫学」とあるように、考案者のブラッドフォード・ヒル(Wikipedia)はイギリスの疫学者。この9基準は1965年の論文に掲載されたもの。原語でのリスト項目はWikipediaの “Bradford-Hill criteria” にあります。
最後の「類似性」の意味を確かめるために、もとの論文を見てみました。”In some circumstances it would be fair to judge by analogy.”(状況によっては、類推に頼って判断するのも妥当だろう)というニュアンス。
このリストは因果関係を調べるときのチェックリストとして、9つ中どれだけ当てはまったかで因果関係の有無を考える材料として使われているようです。
4のように必要条件と思われる基準もあれば、9のような十分条件の一つに過ぎないような基準もあって、使いどころがなかなか難しいリストのようにも感じます。ただ、何をもって因果関係があると言うかはいつも悩みどころなので、文脈に合わせて改変して一般的な問題解決にも活かしたいリストです。
「これをきちんと行うことによって、聴衆は自分が話し手に受け入れられた、と具体的に認識し、意識のベクトルを話し手にしっかりと向け、これから話すことをきちんと聞こうという心の準備ができる、というわけです。」
まえがきを含めて『口下手でもできる!人の心を打つトーク術』より。スピーチはもとより、日常のあいさつでも、このくらい気を配れたらなあ。
ミニ書評・リンク集 – 『口下手でもできる!人の心を打つトーク術』 – 起-動線
『実は、日本人の英語が通じない1つの原因は、「6個の正しい発音」が、できていないからなんだ。』
まえがきを含めて、クリス岡崎『ネイティヴに通じる英語になる 「たった6個の正しい発音」』(ダイヤモンド・オンライン)より。氏の『30分で英語が話せる』という新著に連動した連載のようです。
リストは記事の見出しを(記号や句点などを一部編集のうえ)引用しています。思い切った絞り込みと簡略化で、なるほどなーと思えるリスト。最後の項目の「fァ」は、どうしても日本語では表記できない発音なのでこのように表現してあるとのこと。
“real”を考えてみると……「リアル」じゃなくって「ルイ(ア)オー」。
対話の力を、チームの合意形成にどう役立てるか。
対話それ自体は合意形成のツールではありませんが、深い対話からは結果として合意が導かれることがあります。合意にまではいたらなかったとしても、合意のために個々人が行動すべき、あるいは考えるべきことが導かれます。
「対話を合意形成に活かすためのキーワード」 – 起-動線