投稿者: koji

  • 歴史がわれわれに問う4つの問い(J・F・ケネディ)

    まえがき

    一九六一年一月九日、アメリカ第三五代大統領としての就任演説を一一日後に控え、ジョン・F・ケネディはマサチューセッツ州議会で上院議員としての最後の演説をした。
    「いずれ将来、歴史の最高裁がわれわれひとりひとりに判決をくだす日がやって来る……どんな政治的な立場であっても、成功するか失敗するかは、次の四つの質問に対する答えで決まるだろう。」

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    あとがき

    まえがきを含めて『決断力の構造―優れたリーダーの思考と行動』より。
    原文と音声は”Address of President-Elect John F. Kennedy Delivered to a Joint Convention of the General Court of the Commonwealth of Massachusetts“(John F. Kennedy Presidential Library & Museum)にあります。またYouTubeには部分的ながらスピーチの映像がありました。

    もうちょっとこなれた日本語訳を見つけたいと思いつつ、忘れないようにメモ。

    この本からの他のリスト

  • 「マインドレスネス」な状態の定義

    まえがき

    「マインドレスネス」とは、先入観や固定観念によって適切な思考や行動が妨げられている状態といえばいいでしょうか。

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    あとがき

    『心の「とらわれ」にサヨナラする心理学』より。原著は1989年。20年後の2009年に訳出されました。

    • GTDを実践している人の「7つの習慣」

      まえがき

      『「GTDをうまく実践できている状態」について私自身が気づいたことをここでまとめてみよう。』

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      あとがき

      まえがきを含めて『ひとつ上のGTD ストレスフリーの整理術 実践編 仕事というゲームと人生というビジネスに勝利する方法』より。「監訳者あとがき」からの引用なので、まえがきの「私」は田口 元さん。

      本編は原理原則に終始しているので、こうやって行動レベルでのチェックリストがあると読者も安心できるかも。

      • 小林一三の4つの信念

        まえがき

        (小林一三が)「事業家として成功したもっとも大きな理由は、強い精神力と行動力、そして時代の変化を見抜く力があったからです。」

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        あとがき

        まえがきを含めて『小林一三物語』より。これは、
        山梨県立美術館が発行している小冊子です。おそらく常備しているものではなく、「小林一三の世界展」という企画のために用意された冊子かと思います。

      • カツ代のまかないごはん十一か条

        まえがき

        『キッチンスタジオには、小林カツ代の「まかないごはん十一か条」なるものがあって、これがけっこう厳しい。しかし、この十一か条にはカツ代の料理作りの精神がすべて盛り込まれているといっても過言ではありません。』

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        あとがき

        まえがきを含めて『カツ代のまかないレシピ』より。表紙(と裏表紙)にこの十一か条が掲げられています。表紙の「残り物と悟られない」にビビッときました。裏返すと「白いご飯に合うこと」。なるほど。

        ちょっと数が多いねと言って、どれを削れるか妻と話しました。僕は「おいしいこと」なんて書かずもがなだから削ってもいいと思うのですが、妻はこれを残すそうです。
        たしかに、これがないと「作るだけ」になってしまうのかな。そう考えると、心得としてのリストには、フレームワークとしてのリストとはまた違った選択基準がありますね。

        小林カツ代さんは2005年から療養中。ご回復をお祈りしています。

        • 「超」発想法の基本原則

          まえがき

          「発想は勉強より難しい課題であるが、五原則に従えばアイディアが生まれる確率は高まる。」

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          あとがき

          まえがきを含めて『「超」発想法』より。リストは目次からの引用です。

          ひさしぶりに開きました。豊富な引用・奇をてらわないメッセージ・ストレートで分かりやすい構成。良書です。ただ、どこか不機嫌そうなトーンが漂っているように感じて、なかなか読み返す気になりませんでした。

          • モチベーションを高める仕事の6つの特性

            まえがき

            「J.R.ハックマンとE.E.ローラーという二人の産業心理学者は、以下のような六つの仕事の特性がモチベーションを高める働きをすると考えました。」

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            あとがき

            まえがきを含めて『モチベーション入門』より。ハックマンは、のちにG.R.オルダムとともにこれらの特性をMPS(Motivating Potential Score)として進化させたとのこと。具体的には人間関係に関する5と6を除き、【有意味性】(他者に対して意味のある仕事をしている程度)を加え、次のような式にまとめたのです。
            MPS=(スキルの多様性+タスク・アイデンティティ+有意味性)÷3×自律性×フィードバック

            この本からの他のリスト

          • 欲求に関するアルダファのERG説

            まえがき

            「これは、マズローの欲求階層モデルをいくらか手直ししてできたモデルです。」

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            あとがき

            まえがきを含めて『モチベーション入門』より。

            マズローの欲求階層説は、低次の欲求が満たされてはじめて高次の欲求が生じるという前提ですが、この説の特徴は三つの欲求が連続的であるところ。引用元の分かりやすい例を引きます。

            自分の能力を生かしきれない【成長】ようなら、職場の人間関係にこだわる【関係】ようになる。人間関係がダメなら、カネもうけだけと割り切る【生存】ようになる

            【】は引用者による追加

            この本からの他のリスト

            参考文献

            * Clayton Alderfer – Wikipedia, the free encyclopedia
            * ERG Theory – Clayton P. Alderfer

          • 欲求不満がもたらす7種類の問題行動

            まえがき

            「目的に向けて動機づけられた行動は、(略)もし望むような結果が得られなければ、フラストレーションが喚起され、問題行動が生じます。」

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            あとがき

            まえがきを含めて『モチベーション入門』より。
            フラストレーションの帰結を考える際に使える、よいリストではないでしょうか。

            この本からの他のリスト

          • ものごとの原因となる4種類の枠組み(四原因)

            まえがき

            「二三〇〇年前、アリストテレスはものごとの原因となる四種類の枠組み(四原因)を提示した。」

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            あとがき

            まえがきは『U理論――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術』より。『U理論』を読んでいたらまえがきの文章に出くわしたので、まとめておきたくなりました。カッコ内は独自に付けた例です。

            『手にとるように哲学がわかる本』によれば、前二者を可動態、後二者を現実態としたうえで「現実世界は、可動態から現実態への運動で成り立っている」というのがアリストテレスの見方だそうです。

            問題解決のときにも使えそうですね。