投稿者: koji

  • 人格五訓(渡邉美樹)

    まえがき

    『正しい人格を形成するうえで欠かせない、“5つ”の要素をしっかりとできるようにしましょう。大人になってもこの5つを追求していくと、絶対に幸せになれるからです。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて『14歳からの商い』より。ワタミの創業者渡邉美樹氏が理事長を務める学校の生徒が、渡邉氏に行なったインタビューから構成された本。

    『大人はなぜ、何のために働くのですか?「働く」ということは、具体的にどういうことですか?』といった、大きな問いが並んでいます。

    • タイトル14歳からの商い
    • 著者: 美樹, 渡邉(著)、郁文館夢学園の中学生(著)
    • 出版社: ゴマブックス
    • 出版日: 2008-07-02
    • ワインの評価方法(目・鼻・口・バランス)

      まえがき

      『スパリュア氏は、審査員に、「ワインを目、鼻、口、バランスの四つの観点で評価し、20点満点で採点してワインの順位をつけてほしい」と伝えています。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて『葡萄酒の戦略 ―ワインはいかに世界を席巻するか』より。リストは本文を編集して作成しました。

      まえがきの部分は、『パリスの審判 カリフォルニア・ワインVSフランス・ワイン』という本からの引用。『パリスの〜』のほうは、1976年に行われた有名な(わたしは知りませんでしたが)試飲会の様子を描写した本。この試飲会で初めてアメリカワイン(セパージュ主義、つまりブドウの品質重視)がフランスワイン(テロワール主義、つまり産地主義)より高い評価を得たとのこと。

      『葡萄酒の戦略』が面白い本でしたので、読んだしるしに何かの箇条書きをメモしておきたかった。このあとの文章を読むと、四つの観点に5点ずつ配点されているようです。20点満点だったら10点くらいは「口」つまり味に配点されるのではないかと思ったのですが、味の評価が全体の1/4しかないなんて不思議。

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      • EQ(感情知能)の4ブランチ

        まえがき

        “Emotional Intelligence Theory”(EQ理論、EI理論)における、感情能力の定義とは。

        リスト

        あとがき

        『EQマネージャー』より。原著”The Emotionally Intelligent Manager: How to Develop and Use the Four Key Emotional Skills of Leadership“を参考にして、すこし編集のうえ(←引用する人は注意!)引用しています。

        ゴールマン、ボヤツィスなどがコンピテンシー(行動特性)面から”Emotional Intelligence”(EI)を論じているのに対して、ここで紹介しているサロベイ、メイヤーらはアビリティ(能力)としての EI を定義しています。

        • タイトルEQマネージャー
        • 著者: デイビッド・R・カルーソ(著)、デイビッド・R・カルーソ(著)、ピーター・サロベイ(著)、ピーター・サロベイ(著)、渡辺 徹(著)
        • 出版社: 東洋経済新報社
        • 出版日: 2004-12-17

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        • リスクの取り方の5ポイント(羽生善治)

          まえがき

          「私は、アクセルとブレーキをいかに加減するか、どこまでアクセルを踏んで、どこでブレーキを踏むか、リスクをどう取っていくか、いかにリスクを分散させるか、ということを考えながら、日々の将棋を指しています。
           この加減は、自分の年代や世代、取り組んでいる物事に対する経験値や、置かれている立場によって変わってきます。」

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて『結果を出し続けるために (ツキ、プレッシャー、ミスを味方にする法則)』より。原文は見出しだったので、完結した文とするためにカッコを補いました。
          補足をします。4は、リスクを取る以上結果は分からないのだから、結果が出なかったとしてもその選択に満足・納得できるかを考えよ、ということ。5は、凪いでいる時代にはじっとしていてもいいが、変化の速い時代にはそれなりのリスクを取っていくべきということ。現代(の将棋界)は、もちろん後者。

          3なんかは面白い着眼というか有益なポイントだなと感じます。リスク中毒という現れ方でなくても、選択のクセというのは誰にもありますから、そういうクセをつかんでおくのは大事。

          • 目標を実現するためのTEFCAS

            まえがき

            「TEFCASとは、英国の教育者トニー・ブザン氏が提唱した方法で、目標を実現するためのプロセス管理サイクルである。」

            リスト

            あとがき

            『全脳思考』より。注釈によれば提唱者ブザン氏の『仕事に役立つマインドマップ―眠っている脳が目覚めるレッスン』に詳しい解説があるとのこと。

            「試して学ぶ」アプローチ。とはいえ最初に最後のSをイメージしておくことがポイント。Plan せずいきなり Trial というところが楽しげです。そのチャレンジ精神を強調するために Trials を Try-Alls とすることもある、とのこと。

            もうすこし覚えやすい頭字語であればよかったのですが。

            • タイトル全脳思考
            • 著者: 神田 昌典(著)
            • 出版社: ダイヤモンド社
            • 出版日: 2009-06-12


              • eメール過剰を緩和する10の方法

                まえがき

                [送] は送信者への、[受] は受信者へのアドバイス。

                リスト

                あとがき

                ポール・ヘンプ「情報の洪水に対処する法」より。『Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2010年 12月号』掲載。記事中の同名コラムコーナーからの引用です。

                ありがちといえばありがちですが、自分のスタイルをチェックするためにときどきこういう記事は読みたくなります。
                3だけは「eメール過剰を緩和する」という目的との関係がよく分かりませんでした。未読マークを付けて後回しにせず、その場で対処せよということかしら。
                9は、そうしたいと思うけれど、やりとりのなかで誰かを送信先から外すと副作用もありそうな気が……。

                • 「究極の鍛錬」の特徴

                  まえがき

                  「達人と素人の違いは特定の専門分野で一生上達するために、考え抜いた努力をどれだけ行ったのかの違いなのである。」

                  リスト

                  あとがき

                  まえがきを含めて『究極の鍛錬』より。「究極の鍛錬」の原語は”deliberate practice”。キャッチーでうまい和訳ですが、直訳「考え抜かれた鍛錬」のほうが、内容をよく表してはいます。

                  リストは本文中の見出しから引用しました。第4・第5項目は見出しだけでは分かりづらいので、解説文の内容を酌んでカッコ書きを補足しています。

                  • タイトル究極の鍛錬
                  • 著者: ジョフ・コルヴァン(著)、米田 隆(翻訳)
                  • 出版社: サンマーク出版
                  • 出版日: 2010-04-28

                    参考文献

                    成功の理由は、才能より「意志力」:研究結果 | WIRED VISION

                  • OECDが定めた3つのキー・コンピテンシー

                    まえがき

                    「キー・コンピテンシーとは、OECDが1999年〜2002にかけて行った「能力の定義と選択」(DeSeCo)プロジェクトの成果で、多数の加盟国が参加して国際的合意を得た新たな能力概念です。」

                    リスト

                    あとがき

                    まえがきは「キー・コンピテンシーの生涯学習政策指標としての活用可能性に関する調査研究」(国立教育政策研究所 生涯学習政策研究部)より。
                    リストは、”THE DEFINITION AND
                    SELECTION OF KEY COMPETENCIES Executive Summary
                    “(OECD、PDFファイルへのリンク)から下記の文言を抽出し、他サイトの訳も参考にしながら独自に訳しました。これらのコンピテンシーの中心に「思慮深さ」(Reflectiveness)があると定義されています。

                    このキー・コンピテンシーがどのように定められたか、DeSeCoプロジェクトを紹介している「人格とキー・コンピテンシー」(名城大学 大学院大学・学校づくり研究科)という論文から引用します。
                    『 要するに、「キー・コンピテンシー」は、例えば、心理学のパーソナリティ理論のようなものから直接に導出されるものではなく、「今日の社会は、その市民に対して、どのような要請を掲げているのか」、あるいは「個人が眼前の社会の中で順調に機能を果たすためには何が必要か」(OECD 2005 p.6) という問いに導かれて決定されるのである。』

                    原文は下記の通りです。

                    Category 1: Using Tools Interactively
                    A. Use language, symbols and texts interactively
                    B. Use knowledge and information interactively
                    C. Use technology interactively

                    Category 2: Interacting in Heterogeneous Groups
                    A. Relate well to others
                    B. Co-operate, work in teams
                    C. Manage and resolve conflicts

                    Category 3: Acting Autonomously
                    A. Act within the big picture
                    B. Form and conduct life plans and personal projects
                    C. Defend and assert rights, interests, limits and needs

                    またプロジェクトの成果は和訳・出版されているようです。

                    • タイトルキー・コンピテンシー
                    • 著者: ドミニク・S. ライチェン(著)、ローラ・H. サルガニク(著)、立田 慶裕(監訳)、今西 幸蔵(翻訳)、岩崎 久美子(翻訳)、猿田 祐嗣(翻訳)、名取 一好(翻訳)、野村 和(翻訳)、平沢 安政(翻訳)
                    • 出版社: 明石書店
                    • 出版日: 2006-06-02
                    • リーダーの決断プロセス(準備−宣言−実行)

                      まえがき

                      『優れた決断の宣言には常に、まず宣言の必要性を認識することから始め、最後には成功につながる実行にまで至るようなプロセスが必要だ。』

                      リスト

                      あとがき

                      まえがきを含めて『JUDGMENT 決断力の構造―優れたリーダーの思考と行動』より。文中の見出しから構成しました。

                      見出しのレベルから考えると最後の項目は[実行]というカテゴリには入っていません。ここから任意のステップに戻る特別なステップというニュアンスでした。ただ、別のページにあるこのプロセスの図解では[実行]の下に入っており、分かりやすく思えたので、そちらの考えを採用しました。

                      それぞれのステップでリーダーは何を知り、考えるべきかについてGEやボーイングなど著者が関わった企業を例に挙げながら開設しています。

                      この本からの他のリスト

                    • リーダーのストーリーに含まれるべき3つの視点

                      まえがき

                      「実力のあるリーダーは、(略)強力なビジョンやストーリーを考え出す。次にそれを“頭の中での反復思考”として利用する。それらを、自分が置かれている状況や話す相手に合わせて作り変える。エレベーターでの束の間の立ち話に仕上げることも(略)大演説にも仕上げられる。」
                      そんなストーリーに必ず含まれている「答え」とは。

                      リスト

                      あとがき

                      まえがき(のカッコ部)を含めて『JUDGMENT 決断力の構造―優れたリーダーの思考と行動』より。

                      この順番でストーリーを語れという意味ではありません。リーダーが語る決断のストーリーには、この3つの問いかけへの答えが含まれているべきだという意味です。

                      あっけないほどのシンプルさがいいですね。これなら覚えておけます。

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