投稿者: koji

  • 偉大なストーリーの4要素

    まえがき

    『あなたに必要なのは、ストーリーをストーリーたらしめる4つの必須要素と、それらの要素をまとめるシンプルな方法だ。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、キンドラ・ホール『心に刺さる「物語」の力 ──ストーリーテリングでビジネスを変える』 (パンローリング株式会社、2020年)より。リストは本文を編集・引用して作成しました。カッコ内の英語は原著からの引用です。

    「拡大された瞬間」がいいな、と感じたので収集。

    この本からの他のリスト

  • 特定のブロックを動的に非表示にする

    フッタにはサイト共通の情報を表示させていますが、情報の一部を非表示にしたいページもあります。例えば「タグ一覧」ページのフッタに「タグ」ウィジェットが表示されているのは冗長。かといって、「タグ一覧」ページ用に「タグ」ウィジェットだけを消したフッタを用意するのも面倒。

    なので、ページを描画する際にフッタのブロックを選択的に表示させない仕組みを検討しました。

    • 表示/非表示をコントロールしたいブロックに固有のCSSクラスを設定する
    • 非表示にしたいブロックがある場合には、ページを生成する前に ‘pre_render_block’ フィルターフックのコールバックに非表示用の関数を登録しておく

    という手順。非表示用の関数は次のようなものです。ブロックにあらかじめ設定したCSSクラス名が含まれていれば、そのブロックを表示しません。

    class LF_SiteWide_Setting {
    
        /**
         * 指定したクラスのブロックを非表示にする
         * 
         * 'pre_render_block' フィルターフックのコールバックから呼ばれるように設定する
         * 
         * @param string|null $pre_render   'pre_render_block' のコールバックの第1引数
         * @param array       $parsed_block 'pre_render_block' のコールバックの第2引数
         * @param string      $class        非表示とするクラス(ブロックエディタで設定)
    
         *
         * @return string|null 'pre_render_block' のコールバックが返す文字列
         */
        public static function skip_block( $pre_render, $parsed_block, $class ){
    
            // classNameには 'class1 class2' のように複数クラスが入り得る
            // ので配列化してから存在チェックする
            if ( isset( $parsed_block['attrs']['className'] ) &&
                in_array( $class, explode( ' ', $parsed_block['attrs']['className'] ), true ) ) {
                    $pre_render = '';
            }
            return $pre_render;
        }
    }

    この関数を、たとえばタグ一覧ページから呼び出すようにセットします。

    class LF_Page_Tags {
    
        public static function wp() {
    
            if ( 'tags' !== get_query_var( 'pagename' ) ) {
                return;
            }
    
            // lf-footer-tags CSSクラスのブロックを表示しない
            $class = 'lf-footer-tags';
            add_filter( 'pre_render_block', function( $pre_render, $parsed_block, $parent_block ) use( $class ) {
                return LF_SiteWide_Setting::skip_block( $pre_render, $parsed_block, $class );
            }, 10, 3 );
        }
    }
    
    add_action( 'wp', 'LF_Page_Tags::wp' );
    

  • 民主主義を苦しめる7つの疫病

    まえがき

    『世界の民主主義は少なくとも7つの問題に苦しめられている。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、ルトガー・ブレグマン『Humankind 希望の歴史 下 人類が善き未来をつくるための18章』 (文藝春秋、2021年)より。第15章「民主主義は、こんなふうに見える」の文章をリスト化しました。

    この章で著者はベネズエラの自治体トレスでの変革例などを挙げたうえで、これらの疫病の治療薬になり得る方策を事例と共に紹介しています。見出しだけ引用すると、こんな感じ:

    • 冷笑から参加へ
    • 両極化から信頼へ
    • 除外から受け入れへ
    • 満足から市民権へ
    • 汚職から透明性へ
    • 利己主義から連帯感へ
    • 不平等から尊厳へ
    • 優れたブランドコードに備わる4つの基準

      まえがき

      『どのような“秘伝のタレ”を用いれば、人を瞬間的に惹きつけ、製品やサービスへとつなぐコードとなるのか?強力なコードとそうでないコードを分ける重要な判断基準は4つある。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて、ポーリーン・ブラウン『ハーバードの美意識を磨く授業: AIにはつくりえない「価値」を生み出すには』 (三笠書房、2021年)より。リストは本文を要約しつつ作成しました。

      • 共鳴の4つの特徴(ローザ)

        まえがき

        『ポジティブな共鳴を体験するのがだれとであろうと、なにとであろうと、うまくいくケースには4つの特徴があるとローザはいっている。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、ドーリス・メルティン『EXCELLENT 卓越した自分になるための9つの行動』 (潮出版社、2022年)より。リストは本文を要約・引用して作成しました。

        まえがきのローザとは:

        世界と関係を作る際にとくに影響の大きいものとして「共鳴」〈レゾナンツ〉という概念を提唱したのは、イェーナ大学の社会学者ハルトムート・ローザだ。

        内容的に珍しいリストで興味を引かれたので収集しました。

        共鳴の特徴とは、はじまりのきっかけがある・たがいの働きかけがある・変換がおきる・予見できない。なるほど。単に「そうだよね」の共有ではなく「変換」が特徴の一つに入っているのが特徴的だと感じます。お互いに影響を与え合うことは、お互いのものの見方だったり何かが変わるとこと。

        引用元として参考文献[1]が挙げられていました。2019年に英語に訳出されている “Resonance: A Sociology of Our Relationship to the World” がそれなのかな。邦訳はないようです。

            参考文献

            [1] Hartmut Rosa über Resonanz. In: Die Presse. 17. März 2018

          • 3種類の認知スタイル

            まえがき

            『アメリカのカーネギー・メロン大学の研究者が認知能力の多様性について論じた文献は、三種類の認知スタイルを定義している。』

            リスト

            あとがき

            まえがきを含めて、デイヴィッド・グッドハート『頭 手 心: 偏った能力主義への挑戦と必要不可欠な 仕事の未来』 (実業之日本社、2022年)より。本文をリスト化しました。

            本書には引用元として参考文献[1]の記事が挙げられていました。この記事からオリジナルの論文をたどれます。

            もともとの研究では、認知スタイルの多様性が少人数(2~5人)グループでの協働にもたらす影響を調べていました。

            『頭 手 心』は、人間の能力を思考(認知)・技能・感情の3領域に分けたとき、これまで思考が偏重されてきた歴史をたどり、それらのバランスがどうあるべきかを論じています。

              参考文献

              [1] Different kinds of thinking make teams smarter – Futurity

            • 人物鑑定法(李克)

              まえがき

              『魏の文侯という王が次期宰相の選任にあたって、(略)李克という重臣に意見を求めました。このとき李克は、人物鑑定の5条件を示し(略)ています。』

              リスト

              あとがき

              まえがきを含めて、プレジデント書籍編集部『「貞観政要」がやさしく学べるノート』 (プレジデント社、2018年)より。

              人物が顕れる状況と、その状況で責任ある職務に就く人間が取るべきでない行動。

              引用元が書かれていませんでしたが、調べてみると『十八史略』 (Wikipedia) でした。

              居視其所親(仕官前の人は付き合っている人物を)、
              富視其所與(金持ちになっている人は、投資するところを)、
              達視其所擧(すでに高位高官になっている人は、どのような人物を登用しているか)、
              窮視其所不爲(困窮している人の場合は、道義に外れた行いをしていないか)、
              貧視其所不取(貧しい人は不義の金品を得ていないか)。

              十八史略新解/戦国 – Wikisource
              • WordPress: ブロックパターンを簡単に作る


                定義ファイルの追加によってブロックパターンを作成する

                ブロックパターンはこれまで次のように作成していました。

                add_action( 'init', 'lf_register_bp', 10, 0 );
                function lf_register_bp() {
                
                    $content = <<<'BP'
                <!-- wp:shortcode -->
                [lf_load_syntax_highlighter]
                <!-- /wp:shortcode -->
                BP;
                
                    register_block_pattern( 'listfreak/syntax_highlighter', [
                        'title'      => 'シンタックスハイライター',
                        'content'    => str_replace( "\r\n", "", $content ),
                        'categories' => [ 'listfreak' ],
                        'keywords'   => [ 'syntax highlighter' ],
                    ] );
                }
                

                WordPress 6.0 からは、テーマディレクトリの下に作成しておいた /patterns ディレクトリに次のような PHP ファイルを置くことによってもブロックパターンを作れるようになりました。

                <?php
                /**
                 * Title: シンタックスハイライター
                 * Slug: listfreak/syntax-highlighter
                 * Categories: listfreak
                 * Keywords: syntax highlighter
                 */
                ?>
                <!-- wp:shortcode -->
                [lf_load_syntax_highlighter]
                <!-- /wp:shortcode -->
                

                できることはどちらでも同じようです。ただ従来の方法では関数の中にブロックパターンの実体であるHTMLを埋め込まざるを得ず、メンテナンス性があまりよくありませんでした。新しく作るなら後者のやり方のほうがよさそうです。

                参考:”Place Patterns in the subfolder /patterns of your theme” (New features for working with patterns and themes in WordPress 6.0 – Make WordPress Core)

                新しい固定ページを作成する際に「ページ作成パターン」選択ダイアログを表示させる

                当サイトではリスト投稿に「まえがき」「リスト」「あとがき」といった統一的な見出しを付けているため、新規ページ用のブロックパターンを作成しています。

                WordPress 6.0 からは、このようなページ単位でのパターン(ページ作成パターン)を登録しておくと、新規作成時に選択ダイアログが表示されるようになりました。

                あるブロックパターンがページ作成パターンであるかどうかの識別は、ブロックタイプが core/post-content かどうかによって行われます。具体的には、先に紹介した後者のやり方でいえば

                 Block types: core/post-content
                

                という行をコメント欄に書いておけばOK。

                ただし現在のところこの機能が適用されるのは固定ページのみ。

                参考:Page creation patterns in WordPress 6.0 – Make WordPress Core

              • 「書く習慣」の5つの進化プロセス

                まえがき

                『禅の世界は「座禅」という行為によって追求されていくように、真の自己実現の道は「書く」という行為によって深まっていくと私は考えています。』

                リスト

                あとがき

                まえがきを含めて、古川武士『書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される』 (ダイヤモンド社、2022年)より。

                本書には書くことの効果やステップなど多くのリストがありましたが、もっとも象徴的で内容的にも核心と思えるリストを一つ引用させていただきました。

                第5ステップがまた第1ステップに戻ってくるようなプロセスになっているのがいいですね。

                • ストレス対策(アメリカ心理学会)

                  まえがき

                  『アメリカ心理学会は、ストレスの原因のトップ3を、「お金」、「仕事」、「社会の経済状況」と分析して(略)います。この課題と向き合うためにアメリカ心理学会が掲げているストレス対策は5つです。』

                  リスト

                  あとがき

                  まえがきを含めて、三砂 慶明『千年の読書: 人生を変える本との出会い』 (誠文堂新光社、2022年)より。

                  『私たちの人生に欠くことのできない7つのテーマ』として7つの章が建てられていて、このリストは第6章「幸福の青い鳥 瞑想と脳と自然」から。

                  リストの内容がよかったからというよりは、本がよかったので読書の記念として何かリストを収集しておこうと思って登録しています。