投稿者: koji

  • レピューテーション経済で起きる9つのこと

    まえがき

    『「レピュテーション経済」は、評判が瞬時に分析・保管され、特別待遇や利益を手にするパスポートとして使われるような世界だ。』

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    あとがき

    まえがきを含めて、マイケル・ファーティック、デビッド・トンプソン 『勝手に選別される世界――ネットの「評判」がリアルを支配するとき、あなたの人生はどう変わるのか』より。リストは原書と訳書の目次から引用しました [1][2]。 内容が想像しづらいものもありますが、さいわい訳書の目次[1]が充実しているので、そちらでだいたい見当が付くかと。

      [1] 日本語の目次はダイヤモンド社の書籍紹介ページより引用
      [2] 英語の目次は紀伊國屋書店の書籍紹介ページより引用

    • 共感の4側面(対人反応性指標)

      まえがき

      『心理学で共感の測定に使われる、対人反応性指標(インターパーソナル・リアクティビティ・インベントリー)は、次の四つの評価項目を定めています。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて、ピーター・シンガー 『あなたが世界のためにできる たったひとつのこと―<効果的な利他主義>のすすめ』(NHK出版、2015年)より。

      『最初の二つは、他者に対してどう感じるかを評価するもので、いわば共感の情緒面を測る項目です。あとの二つは、共感の認知面を測る項目です。つまり、他者が物事をどのように受け止めるかを認識する能力に関係しています。』[3]とのこと。

      Wikipedia[1] から補足すると、共感的関心は他者に向けられた感情で、個人的苦痛は自分に向けられた感情。

      共感的関心にはプラスとマイナスの感情が含まれているのに、個人的苦痛にはマイナスの感情しかないのがちょっと不思議。他者の感情に反応して自分も浮かれてしまう傾向も存在すると思うのですが。[2]を読んでみようと思います。

      • 腹が立ったときの「赤・黄・青」

        まえがき

        『シアトルのある学校では、二年生と三年生に、腹が立ったときには信号機の「赤」「黄」「青」を思い浮かべるように、と教えている。』

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        あとがき

        まえがきを含めて、ダニエル・ゴールマン 『フォーカス』(日本経済新聞出版社、2015年)より。本書によれば、考案者はロジャー・ワイスバーグ

        ワイスバーグを引用している記事 “Stop, Think, Go!” (confident parents confident kids) から、似て非なる赤・黄・青を引用します。

        RED LIGHT
        Stop! Calm down and think before you act.

        YELLOW LIGHT
        Caution. Feel. Communicate. Think.
        Say the problem and how you feel.
        Now, set a positive goal.
        Think of lots of solutions.
        Think ahead to the consequences.

        GREEN LIGHT
        Go! Try out your best plan.

        Stop, Think, Go!” (confident parents confident kids)
        • タイトルフォーカス
        • 著者: ダニエル・ゴールマン(著)、土屋 京子(翻訳)
        • 出版社: 日本経済新聞出版
        • 出版日: 2015-11-26

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      • 「グッドワーク」の条件

        まえがき

        『このような仕事は、全身全霊を注ぐことのできる天職である場合が多い。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、ダニエル・ゴールマン 『フォーカス』(日本経済新聞出版社、2015年)より。ハワード・ガードナー、ウィリアム・デイモン、ミハイ・チクセントミハイという豪華な布陣による共同研究の成果を引用している箇所から。引用元の『グッドワークとフロー体験』も訳出されたようです。

        • タイトルフォーカス
        • 著者: ダニエル・ゴールマン(著)、土屋 京子(翻訳)
        • 出版社: 日本経済新聞出版
        • 出版日: 2015-11-26

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      • 弾力性のある自立したパフォーマーになるために不可欠なこと

        まえがき

        チェスと太極拳の両方で世界レベルの選手となったジョッシュ・ウェイツキンの著書から。

        リスト

        あとがき

        ジョッシュ・ウェイツキン 『習得への情熱―チェスから武術へ―:上達するための、僕の意識的学習法』(みずす書房、2015年)より。本文を編集してリスト化しました。第二段階の「パフォーマンス」は、原文では「試合」です。

        • コネクトームの変化モデル(4R)

          まえがき

          『ニューロンの活動によりコネクトームが変化する、その具体的なメカニズムが、スンの言う「四つのR」(略)である。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、セバスチャン・スン『コネクトーム:脳の配線はどのように「わたし」をつくり出すのか』(草思社、2015年)より。まえがきもリストも「訳者あとがき」からの引用です。コネクトームとは『神経系を構成するニューロン接続の全体を指す言葉』。

            セバスチャン・スン: 私はコネクトームである | TED Talk
          • 経営者が人事管理において大切にすべき3つのP

            まえがき

            『人、製品、利益を大切にする――この順番で』

            リスト

            あとがき

            ベン・ホロウィッツ 『HARD THINGS』(日経BP社、2015年)より。第5章のタイトル「人、製品、利益を大切にする――この順番で」 (Take care of the people, the products, and the profits – in that order) からの引用。

            • タイトルHARD THINGS
            • 著者: ベン・ホロウィッツ(著)、小澤隆生(その他)、滑川海彦、高橋信夫(翻訳)
            • 出版社: 日経BP
            • 出版日: 2015-04-17
            • よりよい会話のための10か条

              まえがき

              『すべては1つに煮詰められます:相手に興味を持つこと。』

              リスト

              あとがき

              Celeste Headlee: 10 ways to have a better conversation” (TED Talk | TED.com) より。日本語字幕を参考にしつつ訳しました。12分間足らずのトークにテンポ良く10個の心得を詰め込んでいく手さばき(口さばき?)に聞きほれてしまいます。

              セレステ・ヘッドリー: 上手に会話する10の方法 | TED Talk
            • 重要思考のポイント

              まえがき

              『「重要思考」はいわゆる論理思考の一種です。感情的ではなく冷静に、主観的ではなく客観的に、バラバラでなく整理して、ちゃんと考え、伝え、聴き、話し合うやり方です。』

              リスト

              あとがき

              まえがきを含めて、三谷 宏治『戦略思考ワークブック【ビジネス篇】』(筑摩書房、2014年)より。あらゆる問題を重み・差・DMUで考えきる練習の本。「重み」や「差」といった言葉づかいに著者の工夫と苦労がうかがえます。

              • 情緒的適応のAREAモデル

                まえがき

                『このプロセスのほとんどは、意識的な努力を必要とせず自動的に起こっている。』

                リスト

                あとがき

                まえがきは、ポール・ドーラン『幸せな選択、不幸な選択──行動科学で最高の人生をデザインする』(早川書房、2015年)より。本書に『AREAモデルと呼ばれる、適応について直観的に理解するためのモデルがある。』という一文があったので、参考文献(1) から訳してみました。

                悪いことでも、説明がつくと慣れられる。良いことでも、説明がつくと慣れてしまう。シンプルだけれどいろいろ考える材料をくれるモデルです。

                  参考文献

                  (1) Wilson, Timothy D., and Daniel T. Gilbert. “Explaining away: A model of affective adaptation.” Perspectives on Psychological Science 3.5 (2008): 370-386.