共感の4側面(対人反応性指標)

まえがき

『心理学で共感の測定に使われる、対人反応性指標(インターパーソナル・リアクティビティ・インベントリー)は、次の四つの評価項目を定めています。』

リスト

  • 共感的関心:他者に温かい気持ちを抱いたり、共感したり、心配したりする傾向
  • 個人的苦痛:他者の感情に反応して自分が落ち着かなくなったり、不安になったりする傾向
  • 視点取得:他者の視点を受け入れる傾向
  • ファンタジー:架空の人物の気持ちや行動を想像上で経験する傾向

あとがき

まえがきを含めて、ピーター・シンガー 『あなたが世界のためにできる たったひとつのこと―<効果的な利他主義>のすすめ』(NHK出版、2015年)より。

『最初の二つは、他者に対してどう感じるかを評価するもので、いわば共感の情緒面を測る項目です。あとの二つは、共感の認知面を測る項目です。つまり、他者が物事をどのように受け止めるかを認識する能力に関係しています。』[3]とのこと。

Wikipedia[1] から補足すると、共感的関心は他者に向けられた感情で、個人的苦痛は自分に向けられた感情。

共感的関心にはプラスとマイナスの感情が含まれているのに、個人的苦痛にはマイナスの感情しかないのがちょっと不思議。他者の感情に反応して自分も浮かれてしまう傾向も存在すると思うのですが。[2]を読んでみようと思います。

(書影)

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