投稿者: koji

  • 他人をリスペクトするための5つの原則

    まえがき

    『面白いもので、「自分の領域」と「相手の領域」をきちんと区別する、という姿勢をとると、結果として相手との間につながりを感じやすくなります。』

    リスト

    あとがき

    まえがきを含めて、水島 広子『自己肯定感、持っていますか? あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法 単行本』(大和出版、2015年)より。リストの「~」より前は目次からの引用、後ろは本文をまとめつつ作成しました。

    • 行動変容の段階(プロチャスカ)

      まえがき

      『行動変容のための科学があります。この分野における第一人者であるプロチャスカは、行動変容には段階があると提唱しています。』

      リスト

      あとがき

      まえがきを含めて、アルバロ・フェルナンデス、エルコノン・ゴールドバーグ、パスカル・マイケロン 『脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド』(CCCメディアハウス、2015年)より。

      調べてみると、これ (Stages of Change) はTranstheoretical model (Wikipedia) という行動変容モデルの構成要素の一つ。別に定義されている、10ステップからなる行動変容のプロセス (Processes of Change) をたどることで、このステージを一段ずつ上っていくようなモデルです。

      プロチャスカが共著者として名を連ねている総説からの引用とリストを対比させてみます。(1)

      • Precontemplation : No intention to take action within the next 6 months
      • Contemplation : Intends to take action within the next 6 months
      • Preparation : Intends to take action within the next 30 days and has taken some behavioral steps in this direction
      • Action : Changed overt behavior for less than 6 months
      • Maintenance : Changed overt behavior for more than 6 months
      • Termination : No temptation to relapse and 100% confidence

      もともとは6か月、30日といった期間が明示されています。定量性には欠けますが、リストのほうが各段階の意味はわかりやすい。

      確立期とはうまい訳ですね。ただし、先に引用した Wikipedia では 「逆戻り&再開」期みたいな言葉が使われています。この理論自体はまだ確立期には至っていないのかも。

        参考文献

        (1) Prochaska, James O., Colleen A. Redding, and Kerry E. Evers. “THE TRANSTHEORETICAL MODEL AND STAGES OF CHANGE.” In Glanz, Karen, Barbara K. Rimer, and Kasisomayajula Viswanath, eds. Health behavior and health education: theory, research, and practice. John Wiley & Sons, 2008. Chapter 5.

      • 意識の時空理論(ミチオ・カク)

        まえがき

        『意識とは、目標(配偶者や食物や住みかを見つけることなど)をなし遂げるために、種々の(温度、空間、時間、それに他者との関係にかんする)パラメータで多数のフィードバックループを用いて、世界のモデルを構築するプロセスのことである。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、ミチオ・カク『フューチャー・オブ・マインド―心の未来を科学する』(NHK出版、2015年)より。まえがきは本文からの引用。リストは本文を編集して作成しました。

        意識の役割を「世界モデルの構築」としたうえで、脳の発達段階と整合するようにレベル分けをしています。わかりやすい理論。

        参考文献

        * 「「今・ここ」から脱け出すという進化」 | 起-動線

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      • 夢の5つの基本的な特徴

        まえがき

        ハーヴァード大学医科大学院の精神科医、アラン・ホブスン博士は、数十年かけて夢を分類した結果、五つの基本的な特徴を見つけたと語った。

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、ミチオ・カク『フューチャー・オブ・マインド―心の未来を科学する』(NHK出版、2015年)より。まえがきは本文を一部編集のうえ引用。リストは本文の引用です。

        ホブスン博士がこの特徴を述べたのは、論文や書籍ではなく著者との会話の中だそうです(1)。

        参考文献

        (1) 全米ラジオ番組 Science Fantastic での Hobson 博士へのインタビュー, July 2012.

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      • 企業の長期的な成功の三角形

        まえがき

        『この三角形以外に、企業の持続的な成功を予測できるものはない。』

        リスト

        あとがき

        まえがきを含めて、リッチ・カールガード『グレートカンパニー――優れた経営者が数字よりも大切にしている5つの条件』(ダイヤモンド、2015年)より。原題は“ソフトエッジ”で、邦題にある「5つの条件」とは第3項目の内訳に書かれている5要素を指します。

        • 職場におけるEQの5つの因子

          まえがき

          『高業績を生む資質として、技術的熟練度、IQ、EQが及ぼす影響を比率にしてみると、企業のどの階層においても、EQが他の資質の二倍もの影響を及ぼしていたのである。』

          リスト

          あとがき

          ダニエル・ゴールマン 「EQが高業績リーダーをつくる」より。DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー編集部『EQを鍛える』(ダイヤモンド社、2005年)所収。いわゆるEQコンピテンシーの定義。

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        • スピリチュアル・コア(総合的兵士健康度プログラム)

          まえがき

          アメリカ軍の「総合的兵士健康度プログラム(CSF)」における「スピリチュアル面の健康度に関するモジュール」で採用されている概念。『兵士のスピリチュアル・コアは、人間のスピリット(精神性)の基盤を形成し、人生の目的や意味、世界の真実、それに自己の最大の可能性と目的の実現へのビジョンに関する、個人の最も中心的な価値と信念によって構成されています。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、マーティン・セリグマン『ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ』より。リストは本文と原書からの編集・引用です。

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        • 健康資産(ポジティブヘルスの定義)

          まえがき

          『健康資産とは実際には何なのか、それはまだ分かっていない。(略)まず、可能性のある全3種類のポジティブな独立変数から始めてみよう。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、マーティン・セリグマン『ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ』より。リストは本文からの編集・引用です。

          主観的・生物学的・機能的。人間関係と階段を上る能力などをまとめて「機能」という器に入れるあたりが、なるほど。でもこれらの網羅性や独立性はどうやって確かめたのかしら。

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        • ウェルビーイング理論の構成要素(PERMA)

          まえがき

          『幸せではなく、ウェルビーイングこそが、ポジティブ心理学のテーマである。ウェルビーイングでは五つの測定可能な要素(PERMA)が考察対象となる。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、マーティン・セリグマン『ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ』より。リストは本文からの編集・引用です。一部作文あり。本文の説明に合わせて並べたのでPEMARになっています。

          セリグマン久々の一般向け書籍。ポジティブ心理学の進歩が感じられます。

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        • 5つの確認(常習観察経)

          まえがき

          『一つひとつの項目を深く見つめながら、気づきを向けつつ息を吸い、息を吐きます。そうして自分を力づけながら、怖れに取り組んでいきます。』

          リスト

          あとがき

          まえがきを含めて、ティク・ナット・ハン 『怖れ~心の嵐を乗り越える深い智慧~』(サンガ、2015年)より。

          『「常習観察経」(増支部五)では、老・病・死・別離・業の五つをつねに観察し、心に刻むよう説かれている。』という脚注が付けられています。