まえがき
『高業績を生む資質として、技術的熟練度、IQ、EQが及ぼす影響を比率にしてみると、企業のどの階層においても、EQが他の資質の二倍もの影響を及ぼしていたのである。』
リスト
- 【自己認識】 自分の気分、感情、欲動と、これらが他者に与える影響を認識し、理解する能力
- 【自己規制】 破壊的な衝動や気分をコントロールあるいは方向転換する能力/行動する前に考えるため、判断を先送りする性向
- 【動機づけ】 金銭や地位以上の何かを目的に、仕事をしようとする情熱/精力的に粘り強く目標に到達しようとする性向
- 【共感】 他者の感情の構造を理解する能力/他者の感情的な反応によって他者に対処する技能
- 【社会的技術】 人間関係のマネジメントとネットワーク構築における熟練/合意点を見出し、調和を築く能力
あとがき
ダニエル・ゴールマン 「EQが高業績リーダーをつくる」より。DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー編集部『EQを鍛える』(ダイヤモンド社、2005年)所収。いわゆるEQコンピテンシーの定義。
- タイトル: EQを鍛える (Harvard business review anthology)
- 著者: DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部(編集)
- 出版社: ダイヤモンド社
- 出版日: 2005-07-08