まえがき
EI(感情的知能)の研究において区別されるべき4つの構成要素とは。
リスト
- 【気質】 広い意味での性格的特性
- 【情報処理】 情動に関わる情報処理(例:表情から感情を読む)
- 【情動制御】 情動を制御するための機能や方略
- 【知識・スキル】 文脈に結びついた、情動的な状況に対処するための知識やスキル。
あとがき
参考文献(1)より意訳・リスト化。遠藤 利彦『「情の理」論: 情動の合理性をめぐる心理学的考究』にこの4要素について言及があり、そこからたどりました。
この四項目、気質の次の第2項目からは、4ブランチモデルの「第1」、「第2と第4」、「第3と第4」ブランチといえなくもない感じ。
- タイトル: 「情の理」論: 情動の合理性をめぐる心理学的考究
- 著者: 利彦, 遠藤(著)
- 出版社: 東京大学出版会
- 出版日: 2013-08-25
この本からの他のリスト
参考文献
(1) Matthews, Gerald, Moshe Zeidner, and Richard D. Roberts. “Emotional intelligence: A promise unfulfilled?.” Japanese Psychological Research 54.2 (2012): 105-127.