まえがき
『健康資産とは実際には何なのか、それはまだ分かっていない。(略)まず、可能性のある全3種類のポジティブな独立変数から始めてみよう。』
リスト
- 【主観的資産】 楽観性、希望、健康の感覚、熱意、活力、人生の満足度など
- 【生物学的資産】 心拍変動の上限、ホルモンのオキシトシン、低濃度のフィブリノゲンとインターロイキン-6、テロメアと呼ばれるDNAの繰り返し配列が長いことなど
- 【機能的資産】 素晴らしい結婚生活、70歳でも息切れせず階段を三段跳びできびきびと歩いて上ること、豊かな友人関係、魅力的な余暇の活動、充実したワークライフなど
あとがき
まえがきを含めて、マーティン・セリグマン『ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ』より。リストは本文からの編集・引用です。
主観的・生物学的・機能的。人間関係と階段を上る能力などをまとめて「機能」という器に入れるあたりが、なるほど。でもこれらの網羅性や独立性はどうやって確かめたのかしら。
- タイトル: ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ
- 著者: マーティン・セリグマン(著)、宇野カオリ(監修)、宇野カオリ(翻訳)
- 出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 出版日: 2014-10-29