まえがき
ウォーレン・バフェットの師といわれるフィリップ・フィッシャーの言葉。
リスト
- 長期にわたり大幅に収益を向上させるためのしっかりとした計画をもっており、しかも他が真似できない固有の特質があるため、新規参入によって成長を妨げられることがない企業を買う
- その企業の人気が落ちている時に買う
- 買った株式は、事業の本質的な変化(経営陣の大幅な変更)などがあったときか、あるいは、経済全体の成長よりも大きな成長がそれ以上望めなくなるときまで保有する
- 配当は過度に重視しない
- 時として間違うことは投資にはつきものだと考える。良い投資で多少の利益を得ても、別の投資で損失が大きくなることを放置するのは、とんでもなくひどい投資判断をしているということのである。
- 本当に優れた企業は少ないということを受け入れる。したがって、持っている資金を最高の投資機会に集中すべきである。20以上の銘柄に投資していることは、金融について無能であることをしめすものだと考えるべきである。
- 市場で支配的な意見はそれがどんなものであれ、無批判に従わない。一方、逆張りにこだわるあまり、常に大勢の見方を受け容れないのも間違っている。
- 成功する秘訣は、一生懸命に働き、知恵を働かせ、同時に正直であることだと理解する。
あとがき
「フィッシャーの8つの投資原則」 – バリュー投資と企業価値の研究 より。平易な文章でいいですね。一方、リストだけでは「配当は過度に重視しない」理由などが分からないので、原文も探してみたいと思います。
ちなみに、Wikipediaのフィリップ・フィッシャーの欄にも素敵なリストがありますね。