NUDGES – 選択アーキテクトが考慮すべき6要素


まえがき

製品デザインから店舗の棚割からアンケート票の作成にいたるまで、人に何らかの行動(選択)を促す何かを考えるとき、その人は「選択アーキテクト」です。選択アーキテクチャの作り方によって、選択者の選び方は影響を受けます。
では、人に何らかの行動(選択)を促す際には、何に考慮すべきでしょうか。

リスト

あとがき

『実践 行動経済学 健康、富、幸福への聡明な選択』より。ダッシュ(―)の右側は独自に加えていますので、正確な引用ではありません。

nudge は、肘でちょっと突くという意味の動詞。この本では、選択アーキテクトのちょっとした促し(nudge)が選択者の選択に与える影響を論じています。

そのnudgeを頭字語にすべく作られたのがこのリスト。残念ながら形式点はちょっと低めですね。U(nderstand)という一般的な言葉からMappingを思い出すのは難しそう。

ただ、内容のほうは充実しているのではないでしょうか。「選択アーキテクト(アーキテクチャ)」という言葉にもハッとさせられました。「使いやすい道具の設計原理」と併せて、選択アーキテクチャを考えるときに使ってみたいと思います。

  • タイトル実践 行動経済学
  • 著者: リチャード・セイラー(著)、キャス・サンスティーン(著)、遠藤 真美(翻訳)
  • 出版社: 日経BP
  • 出版日: 2009-07-09

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