まえがき
「ストレスは高いが有病率は低い、つまりハーディネスの高い管理職の特徴は次のようなものだった」
リスト
- コントロール(制御)力が強い 自分の行動が、ものごとの推移や結果によい影響を及ぼすと信じている。無力感に陥ったり、犠牲者のような気分になったり、受け身の態度をとったりすることは時間の無駄だと感じている。
- コミットメント(関わり合い)力が旺盛 自分の仕事に興味や重要性、価値などを見出すことができる。周囲のできごとへの関心が高く、周りの人の状況と関わることを刺激的で有意義だと感じている。否定的な態度をとったり、無力感や空虚感、退屈な思いなどにとらわれたりすることはまずない。
- チャレンジ(挑戦)力が旺盛 人間はよい経験と悪い経験の両方から学ぶことで成長し、満足感を得ると信じている。何の努力もせずに快適さや安全が手に入ると考えたり、そう望んだりすることは現実的ではなく、むしろおろかだと感じている。
あとがき
まえがきを含めて『リーダーシップ・チャレンジ』より。まえがきはやや編集のうえ引用しています。
- タイトル: リーダーシップ・チャレンジ
- 著者: ジェームズ・M・クーゼス(著)、James M.Kouzes(著)、バリー・Z・ポズナー(著)、Barry Z.Posner(著)、伊東奈美子(翻訳)、金井壽宏(翻訳)
- 出版社: 海と月社
- 出版日: 2010-02-19
参考文献
「ハーディネス(心の頑健さ)」 – 起-動線