世界の未来に希望を抱ける根拠(グドール)


まえがき

『今の世界情勢は絶望的に思えるかもしれないが、ジェーンは“論理的に”無理だと言われながらも希望を抱いていた。(略)ジェーンの満ちあふれる希望には根拠もある。その根拠とは、』

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あとがき

まえがきを含めて、ジェーン・グドール、ダグラス・エイブラムス『希望の教室 (THE BOOK OF HOPE)』 (海と月社、2022年)より。本文を編集してリスト化しました。タイトルはこちらで付けました。この4つにそれぞれ一章が割り当てられています。グドールという耳慣れない姓は Goodall なんですね。

著者のエイブラムス氏はこの4つを挙げたうえで、次章につなげるための魅力的な問いを発しています。

わたしはこの点について、ジェーンと意見を交わしたくてうずうずしていた。

  • たしかに人間の知力はすばらしいが、それは同時にあらゆる悪を行ないうるものでもある。それをわかっていながら、どうしてジェーンは人間の知力を希望の根拠にあげたのだろう?
  • 自然の回復力は想像がつくが、それは人間がむやみに行なってきた破壊行為にも耐えうるものなのか?
  • さらに、なぜ若者なのか?我々が目下直面している問題は、前の世代が解決できなかったものだし、若者にはまだ世界を仕切っていく力などないはずなのに。
  • 四つめの不屈の精神力も、どういう意味なのだろう? それがどうやって我々を救えるのか?
(文章を箇条書きにして引用)
  • タイトル希望の教室 (THE BOOK OF HOPE)
  • 著者: ジェーン・グドール(著)、Jane Goodall(著)、ダグラス・エイブラムス(著)、Douglas Abrams(著)、岩田佳代子(翻訳)
  • 出版社: 海と月社
  • 出版日: 2022-04-28

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