まえがき
『経済の最小単位である「取引」は、人間ならではの特質によって左右される。そしてそれが経済を動かす3つの主な力をつくり出す。』
リスト
- 生産性の伸び(productivity growth)
- 短期的な債務の循環(short term debt cycle)
- 長期的な債務の循環(long term debt cycle)
あとがき
まえがきを含めて”How The Economic Machine Works by Ray Dalio“(YouTube)より。まえがき部分は0’50あたりの、次のナレーションの私訳です。
“These transactions are above all else driven by human nature, and they create 3 main forces that drive the economy.”
「人間ならではの特質」と訳したのは”human nature”という言葉。「人間とは~なものだ」的な、人類普遍の性質を示す言葉です。たとえば「人間とは、より豊かな暮らしを望むものだ」といったこと。ぴったりくる訳語がありそうで、無いですね。
リストにしてしまうと無味乾燥かつ単純ですが、この動画はとてもよくできていて勉強になります。債務/債権の取引という発明が生産性の向上に貢献し、人類を豊かにした。一方で、避けがたい浮き沈みをもたらすことになった。そんな感じのストーリーです。
※アンドリュー・ロス・ソーキン「30分のアニメで学ぶ『経済サイクル』という奥義」 | The New York Times(現代ビジネス [講談社])という記事で見かけました。