まえがき
『三つとも同時に成立することは不可能だと。』
リスト
- グローバリゼーション
- 主権国家
- 民主主義
あとがき
まえがきを含めて、『人類の未来―AI、経済、民主主義』より。マーティン・ウルフへのインタビューの中で、インタビュアーの吉成真由美が次のように述べて、この三すくみを紹介していました。
〈ダニ・ロドリック(経済学者、プリンストン高等研究所教授)が『グローバリゼーション・パラドクス』(邦訳・白水社)という著書の中で、「世界経済の政治的三すくみ (Political Trilenma) 」という概念を提案していました。〉
たとえば、中国は グ○主○民✕、EUはグ○主✕民○、という具合。この三すくみ構造が正しく、かつ主権国家と民主主義を犠牲にしないのであれば、グローバリゼーションの程度を浅くするしかないという主張らしい。
- タイトル: 人類の未来―AI、経済、民主主義 (NHK出版新書 513)
- 著者: ノーム・チョムスキー(著)、レイ・カーツワイル(著)、マーティン・ウルフ(著)、ビャルケ・インゲルス(著)、フリーマン・ダイソン(著)、吉成真由美(編集)
- 出版社: NHK出版
- 出版日: 2017-04-11
この本からの他のリスト
- タイトル: グローバリゼーション・パラドクス: 世界経済の未来を決める三つの道
- 著者: ダニ ロドリック(著)、柴山 桂太(翻訳)、大川 良文(翻訳)
- 出版社: 白水社
- 出版日: 2013-12-20